湯川ダム
重力式コンクリートダム
信濃川水系湯川 長野県北佐久郡御代田町
訪問日 2022/12/10、2024/8/17
[2024.8.17の訪問]
ぐるっーと!信州ダムめぐり『デジタルスタンプラリー』
のために訪問。気に留めていなかったのですが、森泉湯川発電所の工事が完了していたようです。前回訪問時の写真を見ると工事は令和6年3月11日までとなっていました。天端に入る事が出来、ゲート設備を間近で見る事が出来ます。
天端から下流方向を眺め、立入出来そうな場所がないか探します。逆に言うとそこから下流面が見えるはずですから。ところが、やっぱりそんな所はありませんでした。となると下流面を眺めるには、森泉湯川発電所の見学などでダム下に下りるしかないようです。
右岸からの天端 工事が終わり、解放されました
左岸からの天端
下流方面を眺める 下流面を眺められるような場所はない
減勢工を見下ろす 完成した森泉湯川発電所が見える
森泉湯川発電所へは堤体内の監査廊を通っていくらしい 県のHPによると見学の受付はしているようですが…
クレストゲート上部にここまで近づける
ゲート巻上機もじっくり見る事が出来る
フェンスの隙間からダム湖を覗く 網場に塵が溜まっている
インクライン
右岸からの上流面 前回訪問時より鮮やかに見えた
クレスト、ラジアルゲートのアップ
[2022.12.10の訪問]
香坂ダムから15分ほど走り、広い畑を通り過ぎて下りた崖の間に湯川ダムがあります。
香坂ダムから15分ほど走り、広い畑を通り過ぎて下りた崖の間に湯川ダムがあります。
堤高50m、堤頂長53mの縦長ダムで日本で2番目の大きさです。こんな特徴のあるダムですが、狭い谷にあるため下流面に回り込めず、見ることができません。天端は道路になっており、通常は自由に往来できますが、現在は工事中立入禁止。
撮影ポイントは、右岸からの上流面のみ。遊歩道のようなものがあり崖を上っていくことができますが、堤体がよく見えるかというとそうでもありません。
事前に地図やストリートビューを眺め、下流面の見えるポイントはないかと探しました。左岸の崖の上を通る道があり、ここから見えるのではないかと、、、。そして、落葉する冬を待ってやって来たのでした。
結果は、写真の通り。多くの枝の隙間からようやく見えました。それだって嬉しい。しばらく見とれていました。葉っぱがあったら全く見えないもの。
湯川下流から河原を歩くことにもチャレンジしましたが、途中で断念。水の中を歩ける装備なら行けるんじゃないかな。知らんけど。
ダムカードは、『エコールみよた』にて。発電所カードと共にいただきました。発電所ができたら下流面を見られる見学ルートなどを作っていただけると嬉しいですね。
左岸の堤体を見下ろせる崖の上から 正面の山は浅間山
枝があって見難いけれど葉があったら全く見えないということ 見えるだけで幸せ
赤いラジアルゲートが美しい
工事中のため天端立ち入り禁止
工事の案内 再来年の3月まで
減勢工を見下ろす 両岸の急な崖
ラジアルゲートは上がっているので上端が見える
上流側 こちらも急な崖の狭い谷
右岸から上流面
上流面 赤いゲート
右岸のインクライン、格納庫
遊歩道を少し上ると上流面を正面から見られるが、こちらも枝だらけ
工事関係者の皆さんの車 工事の安全をお祈りいたします
管理事務所
石碑
説明板 図は薄くなってよく見えない
下流にある中部電力広戸水力発電所 湯川ダムのダム湖から取水していると思いきや、さらに上流から取水している
広戸水力発電所の隣にある豊昇ふるさと公園から湯川の河原に下りられる 湯川ダムまで500m程度思われるが
下流面のスッキリしたお顔はダムカードで