都市伝説って本当なんですか??

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都市伝説ですが 500

2012年03月29日 17時30分27秒 | 芸能系
友人の父親が若い頃に体験した話です。彼は大手企業から内定をもらっていたのですが、世の中を見ておきたいそして何か人のためになりたいという思いから大学を卒業するとすぐに国際ボランティアに身を投じたそうです。派遣先はとある国の少数民族の村で、そこで1年程滞在して農業支援関連の仕事に従事しました。文化や言葉の壁で最初は馴染めず苦労したそうですが、彼の誠実な人柄と農業への貢献によって徐々に村人の信頼を集め、数ヵ月後には村の結婚式にお呼ばれするようになりました。

結婚式は伝統的な仕来たりと西洋風文化が入り混じった感じで、花嫁花婿は伝統的な衣装に身に纏って指輪の交換をするところから始まりました。誓いの言葉を交わした後には披露宴が行われたのですが、そこで驚愕の催しを眼にしてしまいました。会場に運ばれて来たのは1匹の猿で、椅子のような木製の器具に縛りつけられておとなしく座っていました。新郎新婦の前に猿が置かれると裏方から調理師風の男がやって来て、ノミとトンカチで突然猿の頭を叩きました。

それまでおとなしくしていた猿は狂ったように暴れ出して、手と首は木製の治具でかっリ固定されているのですが、足は特に縛られていなかったので激しくばたつかせています。次に、新郎新婦の前に大きなノコギリが運ばれて来ました。両端に柄がついているタイプのものです。そのノコギリを陥没した猿の頭にあてがうと、ケーキ入刀のように二人でギコギコ引き始めました。会場中に猿の悲鳴と足をばたつかせる音が響き渡りましたが、それをかき消すような大きな拍手と歓声がそこら中から湧き起こっています。

暴れていたのも束の間で、すぐに猿は動かなくなりました。ノコギリの刃が脳に達したようです。猿は一旦裏方に下げられると、再度出て来たときには白い和え物となっていました。脳だけを食べるそうです。正直なところ、解体の光景と運ばれて来た料理に強い嫌悪感を抱いたそうですが、おめでたい席ということで友人の父も脳みそを口にしたそうです。強烈な体験のせいで味はよく覚えていないそうですが、不味くはなかったということでした。



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