全国大会を見に行ってきました。私の指導したことがある選手が何人か出場しました。最近、私の指導した選手が、決勝の半分くらいを占めないか(特別、勝つ必要は無いが)と考えるようになってきました。私が大学院に入学した当時、どうしても読んでみたい本があったため、その本をGACOSに注文してみました。GACOSは、日本中に存在していれば、ほとんどその資料をそろえてくれる機関です。また、私の大学院入学の目的の一つは、英文の本くらい読み下せるようになることでした。そのため、その英文の本を練習として読んでみたいと考え、注文したのです。ところが、その本は日本のどこの図書館にもないということが分かりました。「大学の図書館にも無いなんてーーー」と、当時は思ったものです。
今年度になり、上手くその本とその2の内容を手に入れることができました。先日、やっとpart1を読み終え、現在、2を読み始めたところです。前のブログにも書きましたが、その内容はあまりにも驚がく的で今の日本のハードル指導がいかにいい加減かを感じさせるには十分な内容でした。具体的な内容に関しては私に会った時にきいてください。ここでは、それを書いた人物について述べていきます。
よく私は、「私の実践は、一般の強豪校の先生とは違います」と言っています。その理由は、強豪高校・大学の大先生方の実践のほとんどは、強い選手を連れてきて指導し、更に強くしたという実践がほとんどであるからです。残念ながら、マスコミ(陸上競技雑誌社を含む)もそのような指導者・選手(もともと強かった選手を強くした指導者・もともと強かった選手で更に強くなった選手)を、もてはやし(雑誌社に連絡し、私のやり方を導入して全国大会出場を果たした全校生徒30人に満たない学校を取材して欲しいと伝えたのですが打目だったようです)ます。それでは、その強豪校の先生のやり方をそのままやれば、どこの学校でも強くなるのでしょうか?答えは否です。一般の学校には、強豪高校・大学ほど、強い選手は入学してこないからです。その強い学校の指導内容が明かされていたとしても、その指導内容は一般の生徒たちの指導には使えない(やっても伸びない、または伸びたとしてもかなり無理があり、怪我人・先に行って伸び悩む選手を出すだけ)だからです。陸上競技雑誌社の人たち、あなたたちは、そのような人たちを重点的に取材していませんか?この実態が、日本の陸上競技がマイナーである大きな理由ではないかと考えるようになって来ました。
私がやっと読むことができた本を書いた人物は、「THE GURU」と呼ばれていたようです。「彼に、あなたの陳腐な、あなたの貧しい人たち、あなたのひどいごみを送る、そしてWRは彼らから記録ブレイカーをつくるでしょう.
彼は何十年間も(今まで)それをしていました - 高等学校のコーチ、大学のコーチ、インターナショナルコーチとして、そして現在グルとして。」これは、その本に記述されている一部です。私が一般の強豪校の先生と異なる点は、普通の選手を強くしてきたところ、普通の生徒を有名大学に入学させたことではないかと考えるようになってきました。指導者として優秀な指導者となりたい方、是非、なんでもなかった生徒・選手を全国で戦える選手にすることを目指してください。