リーフジンの、セラハラ日記ー1
「割れた卵」
某月某日、レジが混雑していた、原因はいつも通り、一人の老婆の、清算直前の、スマホからのメン「バーバー」コード読み出しがうまく行かず、更に本日のクーポン、特価品適用のための読み出しに手間取り、後ろに並ぶ客からの「チっ」の声にバーバー、更に大パニック、
自分もそこそこの老齢、時に店内でネットがつながらず、難儀するときもある、気の毒に、このバーバーさん、さらし者やと思いながら、ふと他のレジ見渡せば、多少空いているレジがある、折角ここまで並んだが、諦めてそっちへ移動、手際よいレジ処理、移って来て良かった、と安堵、同じように、他のレジから客が流れてくる、
自分の番になった、しかし、レジのおばはん、何だかご機嫌悪そう、かごの中身のバーコードを読ませて、その後、何と、別の清算用かごに移す作業が非常に手荒い、豆腐や卵、それに、精々悩んだ末に買った、おやつ用のショートケーキ、が入っている、
レジおばはん、時々、閊えているレジを振り返っては、何と「チっ」と舌打ち、するではないか、段々こっちもイラスト(イラっとしてストレス溜まった精神状態を表す学術用語)高まる、
取り敢えず無事レジ終わって、さて今度は自動精算機で支払い手続き、ふとかごの中、見ると、卵パックから何か、よだれのような液が垂れている、手に取ってみるとパックの中の卵が割れている、豆腐やショートケーキには害は無い、レジのおばはんに、恐る恐る、遠慮気味に、こんなん云うて申し訳ないな、みたいに云った、
「卵、割れてんねんけど」
おばはん、何と私めの顔を睨みつけ、
「お客さんが勝手に割ったんでしょ」
さすが温厚なジージもカッときた、
「お前が、買うたモン、ぼんぼん放るから割れたんや」
「変な云いがかり付けんといて、お客さんが、持ってくるときに割ったんでしょ」
「買うたん、あんたのレジの後ろの棚や、どないして割んね」
「いいですよ、すきなものと交換して下さい」
「あのな、卵が割れたて云うただけで、なんでそないな云い方されなあかんね」
「これ以上、仕事の邪魔されるんでしたら、カスハラで訴えますよ」
「おいおい、ちょっと待てや、くそばば、何を偉そうに云うてんね、誰がカスで、ハラが黒いね、え?」
「今、くそばば、て云いましたよね」
(罠にはまってしもた)
ひと言物申す、以前のように、責めて老人には、オンラインカードではなく、キャッシュカードみたいなカード式にしてやったらどないやねん、これこそセラハラ(Seller Harrassment)ではあーりませんか?
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