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「上村吉信が死んだ、吉信は介護施設に長く入所していた、脳梗塞の後遺症で頬が引き攣れ、口の形が火吹き筒を咥えたようで、職員は「ひょっとこさん」と呼んでいた、吉信には夜中に脱け出て、あちこちに放火する悪癖があった、男は「火男さん」とも呼ばれて、地域住民を怖がらせていた。
火葬場から「ひょっとこさん」の骨壺が持ち逃げされた。持ち去った男、鹿木は「土佐日記」にも記される海賊の頭領家の末裔、莫大な資産を持ち、分家の協力もあって事業は順調に、そして本人は政界に進出していた。しかし角栄逮捕以降の大不況、遂には闇金融にまで借金して、厳しい取立に晒されていた、
実業家の従兄が変死した、遺産は従兄の娘三人に、従兄の嫁は、吉信と結託して、その遺産を狙った…」
連載投稿小説「況や悪人（ワル）どもをや」
愈々、最終章へ突入、全８６回、現在８３回、昭和２６年５月１７日、午前１時２５分、釧路発札幌行き、上り急行「まりも号」が、狩勝峠、トンネル手前の大カーブで、新内第一橋梁上で、レールを外され、脱線した、この列車には、２００萬圓の現金が積まれていたことからそれを狙った犯行か、それとも労働争議に絡む謀略事件か？
しかし、この汽車には、飛んでもない額の、米軍秘密資金が積み込まれていた、それを奪わんと、５人の、保線工夫が、GHQ組織を手玉に、また隠れ蓑に暗躍する、果たして、男たちの計略は？
https://note.com/crazytosagin70
今朝のニュースで、墓地で、土中から手首だけが出ていた人の遺体が発見されたと報じられました、悪乗りするわけではないですが、似た話、私の作品の中にありましたので、紹介します。
本編は、日本霊異記、上巻第十二巻記事を翻案したものです。
日本霊異記 上巻
第十二 人畜所履髑髏救收示靈表而現報緣 より抜粋
高麗學生-道登者，元興寺沙門也。出自山背-惠滿之家。而往大化二年丙午，營宇治椅，往來之時，髑髏在于奈良山溪，為人畜所履。法師悲之，令從者-萬侶置之於木上。
～中略～
自爾以還，多年歲，往來人畜，皆踏我頭。大德垂慈，令見離苦。故，不忘汝恩，今宵報耳。」
下記URLにて検索してください。
https://novel.daysneo.com/author/TosaginC/
https://novel.daysneo.com/works/e2eca70e4b080820e5f0358e6e19d561.html
公開は11月３０日まで。
追記：
本編は、戦後、北海道根室本線上で発生した「まりも号脱線事故」を題材に、
対ソ戦争準備に躍起になるGHQ, 国鉄労働争議を絡め、ワルどもの暗躍する
話、です。
下記URLより、よろしく。
https://note.com/crazytosagin70/
暫し、休憩を頂き、新作に没頭、愈々形も出来上がってきましたので、
下記アドレスに投稿しています。
https://note.com/crazytosagin70/
もしくは、
Note.com tosagin-Cで検索してみてください。
明日、自身でもうまくつながるか試してみます、不具合あれば、やり直します。
