リキのこと

何から書けばいいのかな・・・

人の手が好きではなかったリキだから
手の中で逝かせるのは忍びなくて
最後は薄手のブランケットに包んであげて
私の腕の中で静かに息を引き取りました

それまで沢山、沢山頑張ってきたリキに
もう「頑張って」って言えなくて、ずっとずっと
「大丈夫だよ、大丈夫だよリキ、大丈夫だからね」
って声をかけていました

亡くなった翌日、荼毘にふしてもらいました
庭に埋葬してあげればよかったのでしょうが
積雪があって地面も凍っていて穴が掘れないので



お骨になってしまったリキを助手席に乗せて
車を運転していると嗚咽が止まらなくって



ごめんね、ごめんね
病気にしちゃって、ごめんね
治してあげれなくて、ごめんね
辛い治療ばかりさせちゃって、ごめんね

ごめんなさい



難しい病気だとわかっていても
リキなら大丈夫なんじゃないかって
リキなら乗り越えてくれるような気がしてて

「メガバク長生き日本一にしてやる」

って勝手に思ってて

こんなに早く逝ってしまうとは思わなくて

まだ、リキがいないことが受け止められない



華が大好きで
追い掛け回しては華に怒られて
それでも華が大好きで



人は苦手だったけど鳥さんは誰でもすんなり受け入れてくれて
夢羽のこともぜんぜん怖がらず嫌がらず



最後の日、病院から帰ってくると
みんなの呼び鳴きに応えて
弱々しく「ピロッ」って鳴いて

それが、私が聞いた最後のリキの声でした













「たら・れば」は沢山あります
後悔だらけです

まだ3歳なのに
寿命の半分も生かしてあげることができなかった

コメントをいただいた皆さん
個別にお返事できなくてごめんなさい


「虹の橋」

今はまだ読めないんです＾＾；
以前に何回も読んだんですけど・・・ね



ほかの子たちが居るから早く立ち上がらなきゃ・・・