Why don't we choke the alligator? / 広瀬量志郎

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空も飛べるはず

2007年01月01日 | LIFE
大晦日の夜、京都に帰ってきた。
ダウンタウン見て日本酒飲んでソファで寝た。

年賀状は4枚来ていた。
友達から2枚、広告が2枚。
早速返事を書いて、妹からスクーターを借りて
家まで届けに行った。

ひとりは元旦から仕事していた。
ひとりはさいたまスーパーアリーナ帰りらしく寝ていた。

寝起きの先輩に何やかんやとあいさつして帰る。
年賀状には「昨年は世話になりました」と重ねて3回書いておいた。
どうも新年の出だしから人に迷惑をかけている気がする。

初詣はいつもの車折神社に行った。
おみくじは中吉。
何事も真ん中がよいのだから中吉が一番だ。

今年の目標は目標を持つこと。
ほんとの抱負は人には言えない。

始まるなー。
でももう初日が終わろうとしてる。
今年は飛躍の年にしたい。

というわけで
コンビニで空が飛べる水を買ってきます。
今年も仲良くしてください。

でもラーメン食べたかった

2006年12月27日 | LIFE
給料が出たので寄り道して帰る。
ベッシー・カフェでウィスキーを飲む。
本棚にあった高田渡の本を借りて読んでいたらアルバムをかけてくれた。
耳をとられて逆に集中できなくなってしまったが
まぁいいのだ。
気遣いは不器用でも伝わる。

給料日はラーメン食べてやろうと思ってたけど
結局食べずに帰った。
行きたい店が思い浮かばなかった。
欲望ではなく喜びのために投資するのだ。
吉祥寺の天一じゃ欲望は満たされてもうれしくない。
天一はやっぱ今出川店に限る。

帰って米と味噌汁の食事にした。
僕はこのシンプルな食事がけっこう好きだ。
こんだけの品数なら落ち着いて食べられる。
品数が多いと舞い上がってしまって短距離走みたく食べてしまう。
あっちで言えばパンとスープ。
それで十分だ。

歌とギター。
今日はそれで十分なので、食後のウーロン茶と共にロバート・ジョンソンを聴いています。

ルビー

2006年12月26日 | LIFE
傘さしてきたのにブーツが水浸しになった。
そんなにすごい雨やったっけ?
昼間も起きてたんやけどな。

阿佐ヶ谷のレアに寄ったらジェームス・ブラウンがかかってた。
そうやなー人は死ぬなあと思って長い時間いた。
300円しか持ってないし何も買えないんやけど。

帰って流しを片付けて冷蔵庫を整理して部屋を掃除した。
何もしたくないなあと思いながら掃除できる自分はとても偉いと思う。

そうゆう時はけっこうテキパキ動いてるんやけど
その後の時間が何なんやろうというくらい何もしてない。
体温の下がった変温動物くらいぼけーっとしてる。
記憶もあまり残らず、そういえば雨やったなあくらいしかない。

アニタ・オデイもこないだ死んだ。
『真夏の夜のジャズ』の中での彼女しか知らなくて
依存症に苦しんだこととか知らんかった。
映画の中で歌う姿は何というかもうほんとに最高にいい。
年上のお姉さんはそこにいるのだ。

昼間にアニタ・オデイのレコード聴いた。
バックはオスカー・ピーターソンのトリオで
ハーブ・エリスのギターが好きだ。
音が太い。
ブルース感ってああゆう太さのことを言うんかなとか思う。

アニタ・オデイのかすれた歌の語尾を聴いてたら
もういくらでも騙されたいと思う。
重要なのは語尾だ。
言葉を言い切るのか、抜くのか。
彼女の歌は語尾がするっと抜けてく。
いつまでも捕まらない。

そうやって円盤上の彼女に勝手に翻弄されてた。
おばあちゃんになってたんやろうけどな。
レコードは記録やから。
いつまでもあのつばの広い帽子で夏の日差しの中
歌ってるような気がしてしまう。

クリスマスに欲しいもの

2006年12月23日 | LIFE
母親からクリスマスに何か欲しいかと聞かれてしまった。
『有刺鉄線サンドイッチ』のLPが欲しいとは言えない。
徳政令カードとか心から欲しいけどもっと言えない。

何か欲しいものって言われると困る。
でも贈るほうやって何でもいいと言われると困る。
プレゼントはなかなかに難しい。

誕生日やと覚えてたってことに価値があるけど
クリスマスは街ぐるみで思い出させてるし忘れようがない。
何だかよく分からないけど何かしなきゃいけない感じやし。

欲しいもの。
ねぇ。
下駄が欲しいな。
曽我部恵一の新作も欲しいな。
スピッツのファーストのアナログ再発盤も欲しいな。
あれよしもとよしともの漫画が付録やねんな。
曲順も違って『夏の魔物』から始まるのな。
針を落とす。
ちりちりいう。
ジャージャジャン、ジャージャジャン、ジャッジャッジャーン。
その瞬間のために3000円は安い。

何の話やったっけ?
あー、クリスマスプレゼントや。

高校生のころ父親からCDを2枚プレゼントでもらった。
1枚はYMOのベスト盤であんまり興味なかった。
もう1枚はデンマークのヘヴィメタルバンド
ロイヤルハントの豪華ブックレット付きアルバムで、とても痛かった。

また違う年にビートルズのホワイトアルバムをもらってそれは嬉しかった。
一昨年かな?母親にリボルバーもらった。

思い出した。
中3の時にもらったビートルズの青盤が一番嬉しかった。
うぉーってくらい嬉しかったな。

プレゼントねぇ。
正月に帰るし雑煮が食べたい。
日本人にクリスマスはいらん。
やっぱ下駄欲しいな。
下駄で初詣行きたい。

ヘルタ、スケルタ、ララララララー

2006年12月20日 | LIFE
用事があって昼間の吉祥寺をふらふら歩く。
コートは重いし首はちくちくするけど
コートの襟を立てて歩くのは好きだ。

用事を済ませてすぐ帰るつもりやったのに
気付くとレコードの百円箱を漁っている。
スティービー・ワンダーの『トーキング・ブック』と
スージー・アンド・ザ・バンジーズの1stを買った。

さっさと帰ろうと思いながらディスクユニオンものぞく。

ディスクユニオンはあまり好きじゃないのだけど
それぞれのジャンルに別れてるので品揃えはいい。
安い。
探しやすい。

2階のジャズ館は誘惑に打ち勝った。
が、3階のクラシック館に負けた。
毎年毎年、セールには弱い。
よく分からないのに3枚買った。
どうも自分の傾向として楽器が多いとうるさく感じるので室内楽ばっか買った。
弦楽四重奏とかきっとそうゆうのが好きになるはずだ。
ブラームスのピアノ五重奏。
ドボルザークの弦楽四重奏。
あとはウィンナ・ワルツの2枚組。


クラッシック館なんてふだんはまず来ない。
試聴してる人の顔を見て、ロック、ジャズとは違うなと思った。
年配の人らが多いのもあるけど
聴いてる顔が快感に従順だ。
クラシックって真面目に思えるけど
音をただただ気持ちよがってる阿呆に見えた。
救いようのない人らだ。

今度こそ帰ろうと思ったら伊勢丹でいわむらかずおの原画展がやったので行った。
すごいよかった。

例えが最悪やけど、原画ってコンドームをつけないセックスみたいなもんだと思った。
そうかーこれがほんとなのかと新鮮な気持ちで見て回った。
平日昼間やし人は少なく、子供連ればっかしやった。
ソファで絵本を読み聞かせてる声が聞こえて平和な感じやったけど
僕は極薄コンドームは0,3mやったか0,03mやったかを考えてた。

いわむらかずおの14匹シリーズが好きで
あの洞穴みたいなんに大勢で住んでるのがいいなーと思ってた。
夜にアキミチに電話して第二深草荘の様子を聞いた。

ところでスージー・アンド・ザ・バンジーズの1stには『ヘルター・スケルター』のカバーが入っていて
非常にかっこいい。
ララララララー
なんやけど、書いてもさっぱり伝わらんな。
とにかくかっこいいので頭の中はララララララーです。