ヤングリゾート

歳をとってしまった日本人。
若さを忘れないように。
大手電機メーカー勤務

本当の意味での「生きる」

2009年01月15日 | Weblog


黒沢。


私はこの方を心の中で「師」と仰いでいます。
あなたは【最強伝説 黒沢】を読んだことはありますか?

もし、読んだ方がいれば、感想はどうでしたか?
拒否反応を起こしたなら、、、、


あなたはとても幸せな人間です。


黒沢は工事現場に勤める44歳。
たいして出世もせず、黙々と一現場員として働いてきた。
友人0、恋人も勿論いない。彼女いない歴44年。
ただ漫然と日々を過ごす黒沢。
44年。
その生活を44年。
そして、これからも、続くのか・・・・?こんな、生活が・・・

黒沢は願う。

人望が欲しい・・・・・!!!!

しかし、やること為すこと裏目にでて、最後には変人扱い。
そんな矢先、ふとしたことがきっかけで
黒沢はオヤジ狩りにあってしまう。

なまじ破れかぶれで反撃したのが運の尽き。
町中の若者からターゲットにされる破目に。

若者はゲーム感覚で襲ってくるため加減を知らない。

常に死と向かい合わせの黒沢は、「生」に目覚める―――



本当の意味での「生きる」とはどんなことなのか。
黒沢は教えてくれる。
それはもちろん、黒沢の中での答えであって、万人にはあてはまらない。
それでも、黒沢の言葉は私の魂を大きく揺さぶる。

それは私が、今、自分の人生に不安を感じているから。

若くもないし、恋人もいない。
気の置ける友人はすべて結婚し、疎遠になってしまっている。

老後が不安で仕方がない。これからどうなっていくんだろう。。。

黒沢は、私の不安にズバリ答えてくれた。

損得だけで生きて何になる・・・・!!!
まして安全、あるいは安泰など・・・・!!!
そんなのミジンコやゴキブリだってやっている
人間を人間たらしめるもの・・・・・!!!!
それは尊厳・・・・・・!!!!
矜持だろう・・・・・!!!!!!

私は、勝者にならなくてもいい。
自分の人生の背骨を貫く物語をつくりたい。

黒沢のように。


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