とにおの生きる道

日記を書いてゆきますよ 時々書いてゆきますよ

なのにあなたは京都に行くの2022正月

2022-01-09 11:52:46 | どうにもとにでしょう

魂の居所へ

かつらぎへのソロ帰郷ついでに冬京都に行ってきました。
今回も写真日記で。

<12月31日>

まずは一人暮らしの父親宅におせちを持って帰郷、大晦日からおせちで宴会しました。今回のトークは「学生時代の部活」。父親が高校で柔道やってたんは知ってたけど中学では野球をやっていたことが判明。まじかね。箕島中学校野球部 父は昭和25年 7番レフト、息子は昭和55年 7番センター、中心選手でないところが似ている。

<1月1日 元旦>
9:00 かつらぎを離れ京都に向かいます。冬京都での宿泊は初めて。寒さと雪が心配。12:00 京都堀川の宿に到着、車を止めさせてもらいさっそくジョギング開始。今回は街中をしっかりと巡りたい。まずは西本願寺&東本願寺。

西本願寺さん


キレイ


明けましておめでとうございます。


華やか


境内から


西から東へ


東本願寺さん

東本願寺と西本願寺はいつも境内を解放しているのです。境内の畳の大広間に座ってるととても心が落ち着くのです。ただ座ってるだけなんですけどね。

さて東に向かって鴨川に向かいましょう。

本願寺伝道院 洋風な建物。


大晦日に偶然テレビで見た銭湯「梅湯」さんに遭遇、ジョギングならではの出会い。サウナーに人気らしい。


鴨川に来た。曇ってます。時々雪がチラホラ。北上しましょう。


カモカモエブリバディ カラスも居るけど


白サギとカモ。カモ騙されるな! 


いつも気になる旅館「鶴清」さん


迫力あるね、いつか行きたい。

次は京都御所に

大樹


朽ちても美しい


ブランコの上にふくろうメタル 

地図で見ると御所の右側に京都鴨沂(おうき)高校があり、ここは父が高校卒業後に翌年の受験に向けて通った学校。予備校的に通っていたそう。吉田山のふもとの下宿から毎日鴨川を超えて通学してたそうだ。いいね。家庭の事情で受験を断念したんだけど半年通ったみたい。

校舎は新しいけど門はそのままじゃないかな。父にLINEで写真見せたら「懐かしい・・・気がする」とのこと。65年前のことだもんね。


すぐ近くの護浄院。父は覚えてないらしい。

次は二条城に行きましょう。街中を走ってると

思いがけなく駿台予備校! この辺だったのかね。
高校2年の冬に2週間だけ泊まり込みで講習に通った。母校のひとつにカウントしてもいい。この時のテキストは後々とても役に立ったのだった。和歌山の親子2代が受験のために京都で勉強したのでした。何かの縁だ。

そして二条城、正月は大政奉還の部屋は見れないみたい。ということで外観だけ。

今日はこれで終わり。宿に戻り16:00チェックイン

京都堀川イン。お世話になります。京都堀川院。

提携してる近所に銭湯に無料で入浴できるんだけど元旦はお休み。部屋のユニットバスに湯を張って入浴。温まった。夕食は宿のデリバリーの鴨肉と白みそのお雑煮。少しだけどお雑煮食べれた。ビジネスホテルの部屋でお正月の夜。格付けチェック観ながらのんびり。

<1月2日>

この京都堀川インは朝ご飯が付くのでした。美味しい。

デザートにぼた餅ときな粉餅、コーヒーで締めて出発。

今日は東山の如意ヶ嶽をトレランしながら登ります。ルートは下調べしてるけど最後はグーグルさんに道を聞きながら行くよ、吉田山のふもとから山に向かいます、途中トレッキングの年配ご夫婦とルートを確かめ合いながら。小さな出会い。山に入ると急こう配、雪解け水で路面が悪い、苦しい登板。

前日に雪が降ってます。


キレイね。寒いけど。

途中、若者グループに遭遇、お先に!と登ってたら彼ら走って追いついてきた。「君らトレランの人達だったのね?」「いやあ傾斜が急すぎてほぼ歩いてますけどw」これも小さな出会い。

着いた! 如意ヶ嶽の頂上、良い景色じゃないの。遠くにアベノハルカスが見えた。

さあ次は五山送り火の大文字のところに行きたいんだけどどうだろう。ルート通りに下り始める。家族連れをパスする際にそこの子どもが「ランナーさん来はりましたー!」って声掛けてくれて生の京都弁を堪能、「すんませーん」って答えて進む。小さな出会い。トレランのグループが後から迫っている。「げ、焦るじゃん」 足場が悪くて何回かコケて尻もち。

落葉がクッションになってそんなに痛くはない。

危ないのでゆっくりゆっくり下ります。トレラングループもゆっくりゆっくり。突然、視界が開けた。

おおー ここもまた! 京都が近い! 大文字のエリアに出ました。 斜面だけど原っぱ。
大文字は市内からちゃんと見えなきゃいけないので木を切って原っぱにしている。当然ここからも市内が良く見えるのだ。絶景である。


大文字の真ん中の交点の部分です。「金尾」と言います。ここで護摩木を焚き上げます。


かなりの急勾配。引き続き慎重に下ろう。


大の字の右下の辺、火を燃やす土台が並ぶ。


振り返ると青空


下界に降りてきました。哲学の道。

さて寄り道しながら宿に戻ろう。

平安神宮に参拝。

参道にたくさん露店が出てた。フリーマーケットもやってたね。おしゃれかわいい小物いっぱいだが小銭しか持ってないので買えなかった。

昼食はたこ焼き。この後、散歩の犬さんと遊んだ。小さな出会い。


京都市美術館の裏庭。逆さ美術館。このレンガ風の外観が好きで壁を触ってきた。


その美術館の隣の野球グランドの芝生部分が解放されていた。京都市グッジョブ! のんびりストレッチ。左上に大文字が見えるね。


また御所に来ました。大樹サウダージ。


何年も生きている太陽と大樹。オレも何年も生きたい。

宿に戻って15:00、着替えた後、宿が提携してる銭湯に向かう。正月は2日から営業です。自転車借りてアーケード商店街を通り5分で到着。

京都堀川の「トロン温泉稲荷」。
銭湯は5年ぶりくらいか。いいお湯であった。冷えた身体が温まったよ。脱衣所もお風呂もキレイだった。番台のおばちゃんと世間話で盛り上がった。小さな出会い。

宿に戻り、車からロードバイク降ろしてちょっと近場に行きましょう。ドラマ「京都人の密かな愉しみ」(真名井の女 編)のロケ地を少し。まずは鉄輪の井戸、街中にあって自転車で10分くらいだった。

入口は普通のお家っぽい。事前に調べてないとわからないね。


封印されてる感じ。ドラマでは中越典子さんが怖い感じで出てくるのでした。


こうゆう井戸です。縁切り希望ですね。

続いて名水「天之真名井」のところ。

市比賣(いちひめ)神社の中にあります。


名水「天之真名井」。ドラマでは川島海荷さんが守り神でした。自転車のボトルに汲ませてもらいました。

今日はこれで終わり。さっきの銭湯にもう一回行って、帰りにスーパーでご飯買って宿で夕食。天之真名井の水でウイスキーの水割り飲みましたよ。ぼやぼやして就寝。

<1月3日>

今日は北に行きましょう。

朝ごはん、たくさん食べましょうよ。

チェックアウト後、車で北進、宝ヶ池公園球技場のPに停め、ジョギング開始。宝ヶ池公園に向かいます。

五山の送り火の「妙」の字のところ、通常は立入禁止ね。


着いた。宝ヶ池公園。ここもまた良い風景なんですよ。

ランニングチームが練習してましたね。池の周りは平たんなコース。池を覗いたらでっかい鯉がたくさん居たので近くに居た親子連れに教えてあげたら子供が喜んでいた。小さな出会い。続いて京都国際会館を通り過ぎて北園公園へ。信号待ちでしゃがみこんでたら、同じく信号待ちのおじいさんに「どうかしました?疲れた?」と声掛けられしばし雑談。小さな出会い。

北園公園、ここも好きな公園、国際会館を望む。

一周回って宝ヶ池公園に戻ったところで山の上に続く道を発見。「野鳥の観察が出来ます」的なことが書いてあった。登ってみたのだが山頂は木で見晴らしが悪く野鳥も居ない。「なによー」って感じで反対方向に降り始める。ところが道が途中で消えてしまった。道があるのかないのか微妙な山肌を降りていく。道なき道を下る。やっと歩道が見えたが石垣があって歩道に降りられない。最後は石垣の上からジャンプで降りた。

ジャンプ場。ここを降りてきた。危険。この山は登らない方が良い。

時間はお昼、タイムアップ、車に戻って着替えて浜松に向けて出発、冬の京都も楽しかった。小さな出会いがたくさんあった。京都の人と犬はコミュ力が高い。

なぜに京都に惹かれるのか?今回走りながらボーっと考えてたけど、これだ「失われた青春」を見つけに来てるのだね。高校時代は京都に思い入れが無かったので京都の大学に進学する機会があったのに行かなかった。大人になったオレは今更ながら京都の大学生になりたいのだ。京都の大学生のように気ままに自転車で走り回ったり鴨川でぼやぼやしたりジョギングしたり居酒屋で飲んだり夜に屋外で飲んだり、そうゆうことがしたいのだろうきっと(そういえば京都の滞在ではいつもそんな感じで過ごしている)。そして何回来ても何回も楽しい。そしていつか祇園祭りを観てみたい。八坂の神様の化身に出会ってみたい。あのドラマの宮坂釉子のように。


また来るよ。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿