コゲのブログ

冬場の厳寒期の東京湾でシロギスの爆釣裏ワザ

シロギスを厳寒期にあまり釣りに行く人はいないと思います。

なぜならば、ハイシーズンよりも極端に釣れないからです。

ところが、一日船で100匹近く釣る裏ワザがあるんですよ。

ボクも初めて釣果を見て釣り方を聞いて驚きました。

 

 

2月4日土曜日に金沢八景の荒川屋から出船した時のことです。

自分の釣果は32匹とこの時期としては普通だと思ってました。

船宿に戻ってみたらシロギスが大漁に釣れているじゃないですか。

70匹は優に超えてる感じでした。

 

その名人の仕掛

胴突き一本バリ8号

オモリ15号

 

釣り方

アンダーハンドキャストで20メートル以上投げる。

糸ふけを横の釣り師に邪魔にならない程度にとりしばらく置いておく。

PEラインを見て少しでも変な動きがあればアワセてみる。

頭上まで大きく誘いをかけてオモリが着底するのを確認する。

誘いは二段階又は三段階が効果的。

糸ふけを作り、またしばらく置いておく。

 

もう一つは穂先を見て、手元に伝わらない穂先の微妙な変化でアワセてみる。

空アワセならそれが誘いになるので、またしばらく置いておく。

 

明確な「プルル」というアタリは魚がハリを飲んで暴れているアタリらしい。

明確なアタリを待っていたのでは、数は釣れないとのこと。

シロギスは飲ませて釣ると言われているらしいが、掛けて釣ることも可能ということ。

 

冬場で食いの渋いときには、道糸をたるませてテンションをかけないこと。

 

ベラや口の固い魚が掛った時には面倒でもハリを交換する。

バラシやアタリがあるのに掛らないときもハリ交換をする。

ハリ交換が簡単な胴突き仕掛けが市販されているのでそれが楽チン。

 

その名人は半分くらいは空アワセで釣ったと言っていました。

冬場は恐らく魚がエサを口にしても動かないんですよ。

置き竿や二本バリでなくてもコツが分かれば、竿一本の胴突き一本バリで大漁に釣れてしまうんですね

 

さらに数を稼ぐコツ

出船前に青イソの頭をハサミで切って濡れタオルに6匹くらい並べておく。

船がポイント移動する度に青イソの頭をハサミで切って濡れタオルに並べておく。

船がポイントに戻る前にエサを付けて、すぐに釣りが出来るようにする。

シロギスが確実にフッキングしたら、しばらくその場所で仕掛けを動かさないで一荷を狙う。

オマツリして簡単にほどけないと思ったら、潔く仕掛けをハサミで切って仕掛けを交換する。

シロギスがハリを飲んだときには、エラから指を入れてエラを広げてハリスを引っ張ると簡単に外れる。

外道のトラギスやベラがハリを飲んだときには、簡単に外せる市販のハリ外しがあるのでそれを使う。

二本竿で置き竿でアタリが出たらアワセてシロギスを回収し、チョイ投げ竿は置いて置き竿のエサを付けて再度着底させて置き竿を竿掛けに置いておく。置き竿を置いたら、チョイ投げ竿で再度釣りを続ける。

 

 

ボクはカンツリ歴が長く、この名人の釣法はまさしくカンツリに共通しているところがあります。

カンツリで数を釣るのには、ラインと穂先の微妙な変化をみてアワセます。

手元に来るアタリだけでは数釣りはできません。

手元にアタリが来る前にアワセてしまうのです。

魚がルアーをくわえて反転しているか逃げようと暴れているのが手元に伝わる明確なアタリです。

魚がルアーを口にした瞬間は手元にアタリはありませんが実は魚の口にルアーが入っているのです。

この場合は、ラインや穂先に微妙な変化が現れます。

リーリングが何となく重く感じる時もあります。

何か変だと思ったらとりあえずアワセてみることです。

 

カンツリではこの釣法で釣果に差が出ます。

次回のシロギス釣りはカンツリ式でやってみようと思います。

 

今回は潮が速く二本竿でオマツリほどきに忙しくて手返しが非常に悪くタイムロスをしました。

二本竿より一本で集中して確実に釣っていった方が釣果が上がるかもしれません。

 

不思議だったのは、自分の釣果24匹のうち約20匹弱は置き竿で釣れたことです。

ある場所にはまると置き竿でも入れ食いモードになるんです。

冬場の水温が下がる時期は、魚が集団で居心地のいい所にじっとしてるんですかね。

 

 

いつも見ているとミヨシかトモの人がダントツに釣れています。

これはチョイ投げで広く探ることが出来るからです。

 

目から鱗の真冬のシロギス釣行でした!

 

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

後日談

その後シロギス釣りに行ってカンツリ式でアタリをとってみました。

穂先目アタリは出来ました。

ラインでアタリをとるのは、北風が強く船が常に流されているのでミチイトがすぐに張ってしまい不可能でした。

空アワセは1回もかかりませんでした。


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「釣り」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事