高辺台小学校

6年生

出前授業 LGBT教育

2020-11-09 | 日記

11月6日(金)、LGBT教育の出前授業がありました。授業者の一歩さんとこんちゃんが実体験をもとに話をしてくれました。

『見た目は女の子で生まれたから、周りは女の子が生まれたと勘違いしたんやろね』

 七五三の衣装が女の子の着物だったこと、弟が生まれたから「お姉ちゃん」と呼ばれたこと、中学校高校の制服でスカートを6年間はき続けたこと、就職してからも誰にも相談できなかったこと、24才の時に初めて人に相談することができて、涙が止まらなくなったこと。一歩さんは、こんな自分は世の中に一人しかいないと思い続けて、誰にも相談できないでいた頃の話をしてくれました。もし、同じようなことを思っている子がいたら、「おかしいことじゃないんだよ」「一人じゃないんだよ」「相談していいんだよ」と子どもたちに話しかけてくれました。

 子どもたちの感想では、「いろいろな考えの人がいて当たり前」「見た目で人を判断してはいけない」「悩みを持っている人が私に相談してくれるような人になりたい」などと書き、性の多様性について考えることができました。


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