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アスティーの第11段では、春と秋の2回開催されるパリオ(競馬)に伴って行われる旗手のアクロバティックな演舞の
様子をご紹介します。
パリオと言えばシエナのパリオがあまりに有名ですが、アスティーのパリオでは本番の競馬に先駆けて中世の衣装をまとった
1000人以上の人々によるパレードや、パリオに参加するアスティー各地区(コントラーダ)を中心とする21チームの旗を
持った旗手が繰り広げるアクロバティックなショーもあってパリオを見ることが出来ない(観覧席の券を購入できなかった)
人も十分に楽しむことが出来ます。
旗手によるショーは、旧市街の中心にあるサン・セコンド教会前の広場で、パリオの開催(夕方16時頃から)に先駆けて
11時頃から行われます。鼓笛隊の演奏に合わせて旗を掲げた旗手が登場すると会場は熱気に包まれます。先ず最初に少年に
よる演技が行われた後、成人の旗手が新体操の様な旗振りや、旗を空中に投げ上げて交差させたりダイナミックで迫力のある
演舞を見ることが出来ます。