「ふ、不穏当な……」
「歴史を見てみなよ？
基督教圏国家が起こした人類史レベルの犯罪を……
証拠がないのは、奴ら『焚書』しやがったからだぞ？
しかも、権力者に都合が悪いから、余分な知識を与えないために！
……言おうか？」
「結構です」
「まあ、思想家としてのイエス・キリストは、大好きだよ……
孔子、荘子、老子やブッダもだけど……
個人的には、非常に人類思想に寄与した人達だけど、信仰の対象になると堕落するって、どういうことなのかな？
……まあ、話はそういう話じゃないんだけど……」
「？
宗教批判じゃないんですか？」
「天皇家、皇室の基督教汚染のこと」
「……いや、冷静に考えてください。
国際キリスト教大学に入ったからって、基督教徒という訳ではないでしょう！？」
「……そうかぁ？
……一応、神学は必修じゃないみたいだけど、あーやーしーなぁ！」
「（……ここまでの基督教に偏見話は『FGO』の人とはしにくいから、私達なのかな？）」
「FGOはほとんど『キリスト教』関係者だからね」
「聖人指定の聖マルタ、聖ゲオルギウス……ジャンヌ・ダルク……
いっぱい居ますよね？」
「君は、聖杯探索組だからねぇ……女神にはなれないか……
皮肉だね」
「？」
