熊本で地震『最大震度６弱』強調するマスコミに疑問！

「最大震度が６弱……大きい地震ですね」

「いいこと教えてあげようか？

震度は相対判断だから、地震の強さを見るときは、マグニチュードを見たほうがいいよ？」

「そうなんですか？」

「そうだよ。

だって、震度は７までしかないけど、マグニチュードはエネルギーだから、理論上上限はないよ。

今回の地震だけど2016年に起きた熊本地震の１０００分の１の規模。

熊本地震はM7.3。震度は７でした。

その熊本地震の余震程度ーーと言うのも語弊があるが、客観論を述べるため便宜上こう言うよ。

去年の北海道地震は6.7でこれまた、震度は７でした。

震度が高くなった要因としては、土地の液状化が原因だったと分析されていたと思います。

そこで今回の地震に目を転じてみると、マグニチュードは5.0。

震源の深さは１０kmと報道されていましたが、直下の震度は４。

ちょっと離れた和水町で震度６弱が出てます。

実はこういう事はままあることで、地震も波なので、最大振幅が離れたところで出ることがあります。

が、まー

偶然出た数字を大騒ぎするより、地震の規模を絶対評価した数字を報道して欲しいものです」

「地震の説明を１からさらいましたね……」

「こちとら、門前の小僧の風前の灯だからな？

地震に関しては、小学生の時分から大人にしっかり教え込まれておるわ！

静岡人を舐めるなよ？」

「そうでしたね」

「まあ、まずは実態の把握からスタートせにゃならんな。

菅官房長官が発生後１５分で会見開くってよ……

安倍さんも冬休み切り上げて、来るだろうし……

もし、民主政権ならどういう対応していたのやら……

想像するだに恐ろしいな」

「そこまでいいますか？」

「ここまで言わせる事やらかしてますからね？

とにかく……

被災された方には、はやく平穏が訪れる事をお祈りしております」