「提督は以前、皇統のためなら女性宮家も容認するって言ってましたけど……『しきしま会』の動画や竹田恒泰氏の理屈を聞いても、まだ女系でもという考え方ですか?」
「あの人たちの理屈は『神武天皇』以来の日本の天皇家は男系継承で『神武天皇』の血統こそが、日本が世界に誇る伝統である……
なんか、論旨に自信がないけど、こんな感じだということがわかった。
特に『しきしま会』の動画は大変わかり易くて、納得できます」
「うーん……竹田恒泰氏は、古事記とか編纂してる人だから、意見を聞いてみたいんだけど……
日本の天皇家の起源は『天照大御神』じゃないかなぁと思ってね……
瓊瓊杵尊が、天照大御神の孫。
神武天皇は、さらにその子孫だから……女系から男系に変わった皇統だと認識してるんだ。
だから、女性宮家もあってもいいと思ったんだよ。
だた『神武天皇』を初代とする皇統なら、男系が起源だから、女性宮家は論外だと理解できるよ」
男系を納得させるなら、神話の天地開闢から国産み、神産みの話だけで充分じゃないかなぁ……と、思ったんだよ……
伊邪那岐と伊邪那美が共同で国を産むんだけど、神産みの話になって、女系よりも男系を優先するような書き方がされてるんだよね……
でも、これがどの段階で入ってきた文言なのか……
こればっかりは、伝承だからなぁ……フィールドワークもしてないし、調べてみたいお話ではあるよね……」
「なるほど……提督は、神話というアプローチで天皇制を話していたわけですね?」
「一応、私家隠秘学士なんでね……血統よりも霊的繋がりを強く意識するんだよ……
ま、一笑に伏される駄文だね。
『原始女性は太陽だった』は平塚らいてうだったかな?
僕の主張は、高校時代に熱心なフェミニストに本当の性差廃絶主義を教わったのが、きっかけみたいなものだからさ。
天皇家に産まれた女性が皇族の義務を果たしているなら、皇族の権利を認めるのは、当たり前じゃないかなぁ……と、思ったんだよ」
まあ、もし女性宮家ができるとしても、1代かぎりで、その子供は継承できない!
くらいの制約をつけるくらいは、いいかもね……
そもそも、この話は……いくらなんでも不敬だよなぁ……
天皇家のことを関係のない他人が決定するのって……
やっぱ、改憲は必要だよね!?」
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