奥島孝康先生最終講義

本日、母校で開催された奥島孝康先生の最終講義に出席しました。



早稲田大学稲門スカウト倶楽部会長の奥島孝康先生（前早稲田大学総長）は、今年の3月末をもって早稲田大学法学部教授を定年退職されます。
本日は、「企業の人的要素について」と題された最終講義が行われ、会場の大隈講堂には多くの方々が来場されて満席状態でした。


＜二階席最前列に陣取った早稲田大学稲門スカウト倶楽部のメンバー＞


最終講義は、奥島先生のご専門であるフランス会社法を中心に、労働者の企業への関与を重視するフランスの事例を紹介するといった内容でした。
最近は、弱肉強食の市場原理を振りかざすアングロサクソン型の企業論が全盛なだけに、今日の奥島先生のお話は、とても新鮮な感じがしました。



最後に、先生は「歌を唄います」と言われて、小唄を披露されました。唄い終わると、万雷の拍手。
いかにも奥島先生らしい講義の締めくくりでした。