加藤友三郎顕彰会

友三郎の功績を広く顕彰する

加藤友三郎の生誕150年祭を開催します

2011年02月13日 01時01分17秒 | お知らせ
2月22日は、加藤友三郎の生誕150年を迎えます。
彼は、文久元年の生まれです。

加藤友三郎顕彰会は、下記の通り生誕祭を開催します。
興味をお持ちの方、加藤友三郎をもっと知りたい方は
ご参加下さい。

           記

開催日時  平成23年2月20日(日)午前10時 開式
開催場所  KKRホテル広島(中区東白島町19-65)
      TEL 082-221-3736
行事次第  (1)10時から「生誕祭式典 祭主 広島東照宮宮司」
      (2)11時から「記念講演 軍人加藤友三郎の外交感覚」
         同志社大学名誉教授 外交史  麻田 貞雄氏
      (3)12時から「懇親会」
         ヴィオラ奏者 沖田孝司氏の演奏、
いくまさ鉄平氏制作の紙芝居「軍縮の人 加藤友三郎物語」

会  費  生誕祭式典・記念講演   1000円
      懇親会費         4000円

*参加ご希望の方は、2月15日(火)までにご連絡を!   
 連絡先: TEL&FAX 082-289-1082


=銅像の周りに桜を植樹=

少し長くなりますが、生誕祭開催にあたり、顕彰会の会員の皆様に
ご案内した文面を掲載します。

今年は加藤友三郎生誕150年に当たるという記念すべき巡り合わせを
得ましたので、彼の業績をより多くの方々に周知して頂くようさらなる
活動をすすめていく所存でございますので、引き続きより一層の
ご協力・ご支援を賜りますようよろしくお願い致します。

来る2月22日は彼の生誕150年の応答日に当たります。
50年前の生誕100年に当たる昭和36年は、わが国は戦後の復興に向けて
まい進しており、過去の歴史など顧みる余裕もなく過ごしてきたのが
現状でありました。また左右両翼共に偏向的な思想からの脱却が出来て
おらず、右翼団体からは米英との戦争に否定的であった加藤友三郎の
思いは敵対視されており、左翼思想家からは軍人であるがゆえに疎外
されてきた、という状況にあったように思われます。


=1月5日から開催したパネル展示=

このような偏向的な思想を矯正させ、中立的な立場から純粋に彼の功績を
見直すためにもとの思いから、没後45年目に当たる昭和43年6月、東京に
おいて「加藤友三郎元帥を偲ぶ会」が開催されました。
時の総理大臣佐藤栄作、元総理大臣吉田茂をはじめ、地元からは広島県
知事永野厳雄、二葉会代表田中好一、広島出身の代議士、日本商工会議所
会頭永野重雄、日本経営者協会会長桜田武ら広島出身の在京財界人、旧海軍
関係者が発起人となって、約220名の参加者を得て盛大に行われています。
  
その後平成15年8月、広島在住の海軍兵学校出身者を中心に加藤友三郎の
没後80年祭が中区大手町第二公園の生誕地碑前で実施され、ここで銅像の
復元が発案されたことが切っ掛けとなって、平成20年8月、加藤の没後85年を
期して協賛者各位のご支援のもとに、広島市中区の中央公園に銅像を復元
させることができたのであります。

幸いにそれ以降、彼の偉大さが県民・市民の皆様に徐々に理解されてきている
ことは喜ばしい限りと存じています。

以上のような経緯を踏まえて、彼の功績を偲ぶ生誕祭を上記のとおり開催致し
ます。式典の後は、わが国外交の歴史に詳しい同志社大学の麻田名誉教授の
講話、ヴィオラ奏者の沖田氏をお招きしての演奏、いくまさ鉄平氏制作の
「軍縮の人 加藤友三郎物語」の紙芝居などを織り込んだ懇親会を予定して
おりますので、150年という一遇の機会でもあり万障お繰り合わせの上是非とも
ご出席賜りますようご案内申し上げます。
以上


=呉市の伏原神社:加藤友三郎揮毫の石碑=

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1 コメント

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加藤友三郎記念館 (勇敢なる水兵)
2011-09-23 21:27:31
鈴木貫太郎記念館が賊に侵入され、展示品が盗まれたという新聞記事を読みました。

運営者の方々や遺族の方々の気持ちはいかばかりかと思うと同時に、無理でもいいから加藤友三郎記念館建設という運動はできないものか、嗚呼と天を仰ぎました。

坂の上の雲第3部放送が、つまり、この年末が加藤元帥を世に知らしめる最後の好機ではないですか。皆様いかがですか。
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