(1)10月11日(水)TOMAの25周年記念講演とお楽しみパーティ
お待ちしています。(詳細はHPを見て下さい)
TOMAの成長の原点となった松下経営理念の伝導者である木野親之
先生に「事業成功の80%は経営理念の確立、浸透」を講演していただき
ます。
昨晩、幹部と10月からの新年度経営計画立案の打ち上げ飲み会で
「TOMAが本当に成長しだしたのは藤間秋男が経営理念を言い出して
からだ」と何人もの幹部が言っていました。
本当にそう思います。
自分の会社を今まで以上に成長させたいと思う方は是非ご出席下さい。
理念があっても確立と浸透のできていない方、理念がない方は絶対に
ご出席下さい。
経営理念のない、又は確立浸透していない会社は成長、発展し続けら
れません。
(2)9月にファミリービジネス世界会議(フランスのカンヌ)と
ファミリービジネス視察団(イタリアのミラノ)に参加してきました。
ファミリービジネス協議会(FBN)は、ヨーロッパを中心にした
同族企業がどうやって成長発展していくのかを、同族企業やコンサルタ
ントや公認会計士や学者が研究する組織です。
エルメスやプジョーやフィアットなどの大企業もファミリーで所有し
ている会社なのです。
☆イタリアのミラノでは以下の企業視察をしました。
①ゼニア(売上1000億円、社員6000人)
高級衣服(社長2世代目)
②カンパリ(売上1500億円、社員2000人)
酒68%、ワイン15%、ソフトドリンク15%(社長2世代目)
③SOL(売上500億円、社員1600人)
工業用ガス64%、医療ガス24%
☆ファミリービジネス世界会議でのテーマは2つ
①最良の人材を引きつけるには
a 外部から優秀な人材(経営幹部、コンサルタント、公認会計士
他)をいかに採用するか
bファミリーと外部人材との融合
c人材をいかに引き継いでいくか
②社会貢献することが成長の道
ファミリービジネスで社会貢献している企業が成長発展している。
などです。
☆藤間が感じたポイント
①本当に家族愛を大切にする企業が成長
(能力がなければ、外部の人にまかせるのも家族愛)
②外部から優秀な人を取締役にして会社を成長
(議決権は、外部の人の方を多くする)
優秀なコンサルタント、公認会計士、金融出身者他の採用
③ファミリー会議を年2回くらい定期的に開催して経営者からの
経営報告、ファミリーからの質問、要望、クレームを聞き、
経営に役立てる。
それによって、ファミリー同士のコミュニケーションをとって
いく。
以上を感じました。
レセプションパーティでは、タキシードが要求され
(慌てて作りました)
モナコのグレース・ケリーの子供の皇太子と握手をしました。
素晴らしい宮殿でした。
今年は、夏休みもなく、土日も仕事だったので、カンヌで今年の
初泳ぎをしました。
カンヌのホテルのプライベートビーチでトップレスのおばさまが
多い中、ワインを飲み、宇多田ヒカルのCDを聴きながら、「国家の品格」
を涙しながら読みました。
(以上少し紹介)
①「虫」の音を外人はノイズ(雑音)と、日本人は音楽と聴く。
「何で、こんな外人に戦争で負けたんだろうか」
②会社は言うまでもなく、そこに働く従業員のもので、株主は
多くの関係者の一つでしかない。
株主主権をやたらに言いたてる人には「下品」で「卑怯」と
いう印象を禁じ得ません。
など、論理的に正しいことであっても、善悪で考えてはっきり言える
作者や日本人は最高だと思いました。(涙)
(3)「理念と経営」勉強会報告
毎回社員から勉強会の感想文をとっています。いくつかを紹介します。
感想文
①ここにきて、かなり自分の変化を感じています。
TOMAの理念に愛着が持てるようになってきました。
②経営理念をつきつめていくと、具体的経営技法が生まれ
ることがわかってきた。
③どんな事業でも栄枯盛衰をたどること。
それを食い止めるためにマネージメントサイクルを回せ
る組織をつくることが大切
以上のような発言が、TOMAの社員から出てきています。
月に4回(同じ内容で)やって時間的には辛いですが、このような
意見がTOMA社員からどんどん出てきて、お客様に「理念」や
「経営」の話が、どんどん話せるようになってきたら本当に本物の
一流専門家集団になれます。
今は、「理念と経営」の勉強会をやって本当によかったと思います
し、これからも続けていきます。
参加無料ですから、ひと月一回2時間参加されませんか?
TOMAのHPでご案内しています。
8月号は、管理力(P30)のところ
「幹部は会社の経営理念の伝導者たれ」が、特によかった項目でした。
(4)「お詫び」
8月にすごい成長会社と紹介した、京都の呉服チェーン「たけうち」
が破産申請をしました。
7月にある会社のセミナーで、たけうちグループのコンサルタント
会社の社長から話をきき、すぐに皆様に「すごい会社」として紹介し
ました。
また、個人的には「たけうち」グループの中心にいる人と、ある研修
で一年間ご一緒して、本当にすごい能力の方だったので、信じてしまい
ました。
破産申請のあとのHPなどをみると、「強引販売で業績急落」と
出ていました。
紹介内容が違っていて、本当に申し訳ございませんでした。
やはり企業の成長は、毎年5%~10%の成長で良いのだと思うし、
それを成長させ続けることが大切だと思います。
前年比 毎年5%成長すれば10年で1.7倍
前年比 毎年10%成長すれば10年で2.8倍
それを、毎年2倍、3倍となっているのでは、人材教育や商品開発な
どが間に合いません。無理が出てきます。
TOMAも10月に新年度をスタートしましたが、
目標は、前年実績比 109%の数値目標となっています。
(5)TOMAは新年度10月2日午前9時から全員で集合して12時まで
経営計画発表会をやります。
所長の藤間が全体の経営方針の発表をし(ボーナス評価なども)
各部長が部門方針の発表、各委員長が各委員会方針の発表と、決意表明
をして、スタートとなります。
午後には、パート(スタッフ)さんに経営方針発表をします。
夜は、昨年の目標達成のお祝いと新しいスタートの決起大会を実施
します。
(所長の私が社員をご招待します。場所はまだ秘密です)
次回でお知らせします。