湯と山が元気をくれた がん闘病経て“おかみ役”に(河北新報) - goo ニュース
湯治としての温泉を改めて認識させてくれる記事だ。
ただし、全温泉(法律上の)が湯治療法ができる訳でもなく、その温泉が全病に効く訳でもない。また、同じ病状でも全ての人に効く訳でもないだろう。それは、医者が処方する薬剤でも同じである。
ただ言えるのは、小生も経験しているが、まずは温浴で血液流動促進による自然回復能力の促進はあるだろう(もちろん人によって違うが)。また温泉成分による何らかの効果もあるだろう。温泉地での環境的影響も見逃せない。様々な効果による精神的・肉体的回復力の高まりが温泉にはあるだろう。
温泉による療養は科学的根拠が見出せ難いので、なかなか医学では注目されず、民間療法的な扱いを受けているが、温泉を療法の全てと考えず、治療のひとつ、補助医療として研究されてもいいのではないかと思う。