言いたい放題

世相を斬る!

“関が原”を制した水産庁!!

2010年03月20日 | 時局
奇跡の大逆転だ。クロマグロの禁輸が問題となったワシントン条約の会議は、予想外の大差でモナコやEUの禁輸提案を否決した。

棚ボタの勝利ではなく、水産庁の行動力と決断力がもたらした勝利だ。

まず、周到な根回しが功を奏した。中立の立場だったリビアなど途上国を説得して賛同を得た。また、共通の利害が薄い中国、韓国とも連携を組んだ。

さらに、採決に持ち込んだこともタイミングが良かった。議論が長引けば日本人が劣勢にたたされるのはよくあること。初日に意見をぶちかまし、即座に採決を求めたのがよかった。

あっぱれ水産庁。

拉致問題、北方領土…などの問題に何ら活路を見出せない外務省のキャリアたちに水産庁スタッフの爪の垢でも煎じて飲ませたいものだ。