トーキョー外食リスト

東京中東部を中心に個人本来の味覚を探求する外食リスト

松原~レ・リース~健気なマジメフレンチ

2008-09-10 02:06:19 | イタリアン・フレンチ


東急世田谷線松原駅、この駅のほど近くにこのお店はある。
駅前といってもチンチン電車である、セブンイレブンでもまん前にある。

さて、このお店、メニューは非常にオーソドックスだ。街に合わせているのか、お客側の嗜好なのかはともかく、うまく回っているようだ。
ランチは1,500円から、ディナーは2,800円からとかなり良心的だ。

あまり冒険はしていない感じだが、それは、街への愛着と思える。時を重ねるにつれ大胆なメニューも増えてくると思う。
常連になって、話ができれば、お気に入りのメニューも増えるだろう。
住宅地密着の良店だ。

電話: 03-3324-6883
住所: 世田谷区赤堤3-3-11
定休: 水曜日
内装: 欧風(居抜き風)
客層: 30代~50代(近隣の主婦関係)
予算: 一人5,000円くらい
評価: 3.0(最高5.0)


四谷~マヌエル カーザ・デ・ファド~真摯なポルトガルランチ

2008-09-09 21:37:46 | その他・洋食


久しぶりのランチ打ち合わせで四谷にいったところ、このお店であった。時間があまりないため、曜日替わり平日ランチを注文した。これが丁寧で驚いた。1,200円でもちろん皿数は少ないのだが、どれも手抜きなく綺麗に出来ている。なんとも素晴らしい。ポルトガル料理は以前にマカオで食べたことがあるのだが、その時の海鮮炊き込みご飯と鴨肉の炊き込みご飯が美味しかったのを覚えている。このお店にもお米料理があるので次回はディナーで試してみよう。ランチでこれだけマジメなお店なら期待も高い。

地下のお店ではあるが天井が高く開放感がある、サービスも丁寧でいいお店だ。接待にも使える。

電話: 03-5276-2432
住所: 千代田区六番町11-7 アークスアトリウムB1
定休: 日曜日
内装: ポルトガル風?
客層: 30代~50代
予算: 一人5,000円くらい
評価: 3.2(最高5.0)


浅草橋~西口やきとん~和気藹々の居心地やきとん

2008-05-21 21:42:03 | 和食・居酒屋


浅草橋は古い街で、今でも人形屋さんが軒を連ね往時を偲ばせる。ところが最近はアクセサリー問屋にDIYの若い女性達がいたりして、変わりつつあるようだ。数年先はどうなっているのだろう。そんな街にこのお店はある。

このお店が素晴らしいのはその文化度だ。店員さんとお客さんが作り出す居心地のよい庶民的雰囲気が最高。とにかく安くてうまい!活気がある!元気になれる!。ついこの前まで、ほとんど100円以下の二桁メニューだったが近頃の物価高で100円の大台に乗せたようだ。料理のほうはこの値段で最高レベルかと思うが、丁寧で工夫されているのが凄い。なんこつの醤油漬け、塩煮込み、フランスパンも調理が的を得ていて素晴らしい。レバ刺しもいい。生ビール300円、サワー280円、日本酒250円も業界最低水準。

外人のようにパブやBARでなく、正しき日本のサラリーマンは仕事をスパッと切り上げて、西口やきとんでスカッと飲んで、一日を〆明日に望むなんて実にカッコいい。

電話: 03-3864-4869
住所: 台東区浅草橋4-10-2
定休: 日曜祭日 月曜~金曜16:30~23:00 土曜日16:30~22:00 
内装: 正しき立ち飲み店 清潔
客層: 30代~60代
予算: 一人2,000円くらい
評価: 3.1(最高5.0)



上野~パークトップ~漆黒の不忍池

2008-05-20 18:55:32 | BAR


上野+BARというタスクだけでも難しい感じがする。落ち着いて話が出来て・・・隣とスペースも保たれていて・・・眺めがよければ・・・土地柄お会計も良心的ならば・・・という条件を乗せていくとかなり絞られる。そんな時、こちらのお店は実にいい。ビジネスホテルのバーでありながら非常に力を入れているし、働いている方々のモチベーションも高い。

仲町通りという夜の喧騒に建っているのが嘘のように店内は静か。それを決定づけているのが大きな窓に広がる漆黒の不忍池をバックにした空気感だ。都会の高層にあるBARではありえない素晴らしさだ。また、カクテルも力を入れていて丁寧、いろいろな相談に乗ってくれるので聞いてみよう。

また、桜の時期は相当な穴場お花見どころだろう。

電話: 03-3836-5715
住所: 台東区上野2-11-18 ホテルパークサイド10F
定休: 無休 17:00~23:30(L.O.23:00)  
内装: 家具ごとに数種類 暖炉風もある
客層: 30代~60代
予算: 一人4,000円くらい
評価: 3.1(最高5.0)

芝公園~スカイラウンジ ステラガーデン~見下ろす東京タワーの足元

2008-05-19 10:59:41 | BAR


芝公園のザ・プリンスパークタワー東京はプリンスホテルならではの都会の歴史ある一等地に贅沢な敷地スケールで建っている。明らかに土地取得年代が最近の外資系ホテル(都市再開発&高層建築物に便乗する型)と異なっていて、なんとも素晴らしい、庭園もあり地方の大きな旅館的風情を感じさせ、ある程度の年齢になるといいなぁと感じられるホテルだ。

こちらの最上階にあるバーだが、カウンター・フロア席とも眺めが素晴らしい。いつも見上げて頭の方しか見れない東京タワーの足元を、大胆なアップで見下ろせる感覚が新鮮だ。カウンター席はさらに高めのポジションで肘掛もあり落ち着く設え、チャージもなくリーズナブルに楽しめる。

その他、ロビーラウンジもいい。ちょっと不便な場所にあるホテルなので空いているのがオススメだ。

電話: 03-5400-1154
住所: 港区芝公園4-8-1 33階
定休: 無休 5:00P.M.~1:00A.M 
内装: モノトーン モダン
客層: 30代~50代
予算: 一人5,500円くらい
評価: 3.0(最高5.0)

浅草~カレーの店ひぐち~ついに閉店

2008-05-15 10:10:02 | ラーメン・カレー


カレーの店ひぐちがひっそりと閉店したとのこと、一人でやられているご主人のご年齢から察するに近いうちにあるものと思いつつも、認めたくなかったお店のひとつだ。場所は浅草駅の地下飲食店街。日活映画のセットにそのまま使える雰囲気満点の並びにある。

いつもポークカレーを食べていたが、たしか390円だった。注文すると比較的品のよいご主人が、直ぐにスプーンの入ったコップ水をくれる。そして鍋で焦げ付かないようカレーを丁寧にまわし適量をご飯に盛り出してくれる。味わいは炒めた小麦粉、玉葱、フルーツの酸味、ベーススープの優しさ、スパイスのパンチなど、すべて淡くバランスしている。見た目は黄色くボンカレーのようだが、この旨みコクはアミノ酸や砂糖から持ってきたものではない。(多少使っていると思うが)個性ある手作りカレーだ。この商店街がどこまで続くか分からないが、盟主を失い寂しいかぎりだ。

高尾山~爺々婆々の手料理 山の神~週末の静寂

2008-05-14 01:44:21 | 和食・居酒屋


東京から甲州街道を走りきり、高尾山口駅からさらにちょっと進み、どん詰まり近辺にこのお店はある。鬱蒼とした木々の中に忽然と現れる蔵屋敷が山の神だ。田舎だけに敷地も豪快、内装も豪農の家屋そのままだ。

甲府へ向かう途中で寄ったため、ほうとうと天ぷら盛合せを頼んだ。天ぷらは注文が入ってから揚げており、季節の山菜は旬を意識していながらもマイナーなものを選ぶなど非常に渋い、そして旨い。ほうとうは素朴な手作り感があり、健康に悪そうなものは一切入っていないようで安心できる。また、都内の民芸調を模した飲食店とは一線を画すホンモノの蔵屋敷の空気感が最高だ。分厚い木に包まれる静寂感が、気持ちをグンッと落ち着かせる。ちょっとした食事でも、だいぶ遠くの田舎で寛いだような気持ちになれる。

週末のちょっとしたドライブにもいいお店だ。
敷地内に系列店の「ごん助」があり、広い敷地に点在する離れの個室で、炭火の囲炉裏端で自由に焼きながら食べるスタイルとのこと、チャンスがあれば、忌憚なく話せる間がらの友人と酒を酌み交わしながら楽しんでみたい。

電話: 042-661-9592
住所: 八王子市南浅川町4068
定休: 無休 11:00~22:00 
内装: 豪農の家屋
客層: 20代~50代
予算: 一人1,500円くらい
評価: 3.2(最高5.0)

青物横丁~まこと家~朝食としての家系ラーメン

2008-05-13 00:27:53 | ラーメン・カレー


家系ラーメンはあまり朝方には食べたくないものだが、こちらのお店はほぼ年中無休、朝6:00時!まで営業しているため、出勤前に朝ご飯として食べることも可能だ。(早朝から濃厚豚骨に半ライス?)

いつも、ラーメン油少な目、茎わかめで注文しているが、この組み合わせが比較的ヘルシーだと勝手に思っていて、罪悪感なく食べきることができる。また、酒井製麺と茎わかめの歯ごたえも面白い。イッキに食べてしまう。スープの切れ目、調整時に当たった場合、味に相当なブレがあるが、調理場に転がった豚骨の量をみれば、目分量でしょうがないと思えてくるワイルドなお店だ。

住所: 品川区南品川3-1-11
定休: 年中無休? 10:00~朝6:00 
内装: コンクリート、ベタベタ
客層: 20代~40代
予算: 一人700円くらい
評価: 3.0(最高5.0)

六本木~いのこ家~朴訥チェーン豚料理

2008-05-12 21:23:54 | 和食・居酒屋


六本木一丁目の泉ガーデンタワーは隣がアークヒルズとなっていて、飲食テナント誘致の際には、20年先輩になるアークを見習ったものと思われる。しかしながら、アーク同様それほど面白い店舗はほとんどない。このお店はこのビルで、チェーン店ではあるがもっとも際立つお店かと思う。

北海道の出自であるらしく、スタッフも道出身者が多くサービスも朴訥、素材も自然味溢れたものを提供している。さて、オススメの豚肉であるが、レア、焼き、鍋で試してみたところ、非常にくさみがない、スッキリとしていながらもコクがある。豚バラにおいても脂がしつこいことは一切なかった。素晴らしく食べやすい、ヘルシーさを感じる味わいがなんともいえない。薄切りはしゃぶしゃぶや冷製サラダなど、脂の多いバラは炙り握りがオススメだ。

他にも美味しそうな北海道直送の野菜類、ジュースなどもあるので朴訥な店員さんに聞いてみよう。

新宿のマルイシティ新宿City-1にもお店がある。
03-5362-0158、こちらは無休だ。

電話: 03-3224-0158
住所: 港区六本木1-6-1 泉ガーデンテラス2F
定休: 日曜日 11:30~14:30 17:00~23:00 
内装: 和風モダン
客層: 30代~50代
予算: 一人5,000円くらい
評価: 3.0(最高5.0)


豪徳寺~満来~忘れ去れた街場中華の内装

2008-05-11 00:39:10 | 中華料理


おそらくこちらのお店のラーメンはびっくりラーメン(チェーン店)の189円を除いて、業界最安値水準ではないかと思われる。なんと200円だ。餃子350円が贅沢に感じてしまう。すべて手作りで素晴らしいお店だ。内装はナチュラル、下はコンクリート剥き出しで油でテカり、テーブル、丸イスも昔の日本人の平均身長165センチに合わせたようなスモールサイズ、映画のセットのようだ。店の外をアイスキャンデー売りの自転車やけん玉をしている子供がいそうな錯覚をする。
※オーナーはボウリングシャツを着ていてかなりのお年であった。

本来の街場中華はこうであったという証左的価値のあるお店だ。

電話: 03-3429-5377
住所: 世田谷区豪徳寺1-45-1
定休: 水曜日 11:30~22:00 
内装: 昭和30年代の街場中華店
客層: 10代~80代
予算: 一人500円くらい
評価: 2.8(最高5.0)