小説の挿絵(下書き)です。Anotherから魔女コスプレ柿沼さんです。冬コミに当選していたら、柿沼さんが出てくるハロウィンパーティーのお話も入ったオールキャラ本が出る予定です。
左手に持っているのは、国書刊行会の黄金の夜明け魔術全書です

右手に持っているのは、小学校のときに流行ってたセーラームーンのステッキ(ムーンロッド)です

この日のために押入れの中から引っ張り出してきたそうです。
小説の冒頭部を、くみこさんから送ってもらったのでアップしました


(小説草稿)
今日はハロウィーンパーティ。
こういう騒がしいの少し苦手なんだけど、本で読んだことがあるハロウィーンに興味があって参加することに決めた。
私は魔女の仮装をしてみた。おさげ髪もメガネも変えないでいいから、これが一番あうかもと思っている。
場所は旧校舎。
見つからないか、どきどきしながらこっそり入る。
「へへっ!バレなきゃ問題ないって!」
勅使河原君、言ってる意味わかんないよ。
バレた時の事考えようよ。
みんな各自の想像力の限りをつくして、ハロウィーンらしい仮装をしてきている。
とはいえ、ここ日本ではそうそう仮想の衣装は手に入らない。
ホチキスでとめてある衣装もあって、なかなか珍妙だ。
赤沢さん…角が生えてる。スカートから尻尾も覗いていて。悪魔の仮装ですか。
あっ、勅使河原君がニヤニヤしてる。見つかったら怒られるよ、こっちがハラハラしちゃう。
中尾君は勅使河原君と少し違ったニヤニヤ…鼻の下が伸びてるね、これは。いやらしいなぁ。もう。
綾乃さんと小椋さんは魔女の仮装。予想通り(?)、女子は魔女の仮装が多いみたい。
有田さんと多々良さんも魔女。後で魔女っ子全員で集合写真を撮ったら良い記念になりそう。
仮装した集団でゾロゾロと移動したけど、
なんとか他の人達には見つからずに旧校舎に入り込めたようだ。
昔の三年三組だったと思われる教室をあけると… (つづく)