さて、ヒルトンタイムシェアについて考えてみようと思います。
ワイキキではほとんどのショッピングセンターにブースがあり、やりてのおばちゃんが「説明会にきてくれたら1万円分のショッピングチケットあげます」みたいな呼び込みをしてます。なにやらきな臭い感じすらうけます。ただ、本当のやりてのおばちゃん(おじちゃん)は説明会にいます! 買う気が無い方は、行かないか、ぶれない強い気持ちを持って挑んで下さい。
~維持費~
私はグランドワイキキアン、1ベッドルーム、ガーデンビュー、偶数年(7200ポイント)を所有しています。
気になる維持費ですがポイントの付く年と付かない年では維持費が異なります。
2019年(ポイントが付かない年):216ドル (約23,000円)
2020年(ポイントが付く年):約1400ドル(約150,000円)
内訳はというと、2019年に発生しているのは「クラブ年会費」なるもので、毎年発生します。2020年のは、「クラブ年会費」「共益費」「固定資産税」「保険」「光熱費」「家具」「修繕積立金」「消費税」 いろいろありますね。マンション買ったのに、「管理費とか修繕費とか毎年高くなってるじゃん」というのと変わらない感じ。
いいのは、エクシブとかみたいに、会員権を購入したのにもかかわらず、宿泊時に宿泊費をさらに支払うような事はありません。
~ポイント~
自分が所有している物件であれば、1週間連続で泊まれる分のポイントが付与されています。さらにポイントは1年繰り越せたり、次の年のを前借したりできます。
なので、ポイントをうまく活用して、2ベッドの部屋をとったり、泊数を増やしたりと結構いろいろできます。固定で1週間の宿泊日が確定している物件もあるのですが、いつもその日程で休みが取れるわけではないし、物件価格も高価なので、手が出ません。
~物件価格~
物件価格は、リセールの方が安く購入できます。くじらくらぶさんのページでは、だいたい
グランドワイキキアン、1ベッドルーム、ガーデンビュー、偶数年で15,000~20,000ドルぐらい(これに手数料もろもろが追加で発生しますが。。)
ただ、リセールで購入した場合、それを元手に物件のアップグレードが出来ないという点があります。まあ、ポイントを増やしたければ新たな物件をリセールでまた購入すればよいのですが、維持費が倍かかります。
~アップグレード~
物件のアップグレードとは、例えば私が今の1ベッドルームを25,000ドルで購入していたとして、2ベッドが40,000ドルだったとした場合、今の物件を購入時の価格で下取りしてくれる制度です。なので追加で15,000ドル支払えばよいことになります。
ただし、たしか10,000ドル以上高くなる物件へのアップグレードである必要があります。
~予約について~
ハワイだけでも、マウイ島に1つ、ハワイ島に4つ、オアフ島では5つも物件があります。よっぽど日本人の休みシーズン以外でしたら、そんなに予約が取れない事はありません。穴場は3月20日より前(春休み前)、丁度雨季も終わりにかかり、雨も少なく、春休み前なので日本人がいません。外国の家族ばかりなので、英語にふれるよいチャンスかも。。。
予約と言えば、ホーム予約とクラブ予約について一言。ホーム予約とは自分の購入物件は1年(365日)前から優先的に予約できるものです。(ただし1週間単位での予約)自分の物件以外の物件を予約しようとすると9か月(276日)以降となりますので、競争率が一気に上がります。物件価格がとても安かったり、また維持費が安かったりという事で自分が良く行く場所以外の物件を購入される方も多いですが、このホーム予約の点と、あとは自分の所有している物件に宿泊しているという満足感はかなりのものですので、もし購入する際にポイントだけで考えてるようでしたら、この点も考慮されるといいと思います。 僕も以前はハワイ島の物件を所有していましたが、ほとんど行かないので、オアフ島の物件にアップグレードしています。
~国内での活用~
ヒルトンは海外だけだからちょっと使いずらいなあと思っていましたが、最近は結構改善されてきています。現在日本国内では小田原に1つ、2021年下半期には待望の沖縄に、ザ・ビーチリゾート瀬底がオープン予定です!今まではホテルポイントにして、国内のヒルトンホテルに1泊(ホテルポイントや提携ホテルへの宿泊は還元率が非常に悪いです)するぐらいが関の山だったところ、有効に利用できる機会が増えて、今から楽しみです。
コロナがあけたらハワイの砂浜でのんびりしたいものですね。。。