改善の兆しから４ヶ月

ご無沙汰しました。
１１月の末にセカンドオピニオンを受けて
エビリファイを抜いて改善の兆しが見え始めてから
４ヶ月が経過しました。

あのあと、デプロメールだけを多めに続けていましたら
冬休みに「眠くて眠くて寝たきり状態」になりました。
心配で内科で肝機能検査を受けたところ
やや脂肪肝の可能性があるとのことで、
あまり心配ないが出来るだけ運動するよう言われました。
デプロメールも効き過ぎな状態になったのかなと思い、
その後徐々にデプロメールも減らしました。

表情も行動も明らかに病的では無くなってきたのに、
勉強したい気持ちを抱えつつもついパソコンへ・・・という
パソコンにばかり逃げている息子をどうにかしたくて
１月の下旬に思い切った行動をとることにしました。

パソコンとゲーム機を全部かたづけてしまいました。
落第せず進級できたら返す約束で、強引に。　

その夜、子どもは家を出ていってしまい、
（あとで聞いた話ですが）
自分の命より大事なパソコンがないのに絶望して
自殺の場所を探して歩き回ったあげく・・・
でも、夜中過ぎに家に帰ってきました。
そして、パソコンのない生活が始まりました。

一歩間違っていたら大変なことになっていたかもしれません。
でもうちの子はもう病気じゃ無いと言う確信はありましたから、
そういう強硬なことが出来たんだと思います。

それからは、
病気をしている間に無くしてしまった自信を取り戻して欲しい、
何とか進級して欲しいと祈るだけの１ヶ月でした。

２月の末に、最後のテスト結果が返ってきました。
驚くほどよい点数が３つと、そこそこの点数が３つくらいと、
あとは何とか合格点で、進級できることになりました。

進級決定も嬉しかったけど、
本人の自信が戻ってきたことが
何より嬉しいです。

先日訪ねてくれた知人に大学どこ受けるのって聞かれて、
「今はまだ言えないですけれど・・・まあ、いろいろ経験して、やれば出来るって事が分かったから、これからのこと心配してないです。」と
大人びた口調で話す息子に、とてもとてもびっくりしました。

息子には、高１の夏頃から高２の終わり頃までの記憶があまりありません。
本当に調子悪かった頃のことは、何も覚えてないようです。
その間私は、進級も卒業も無理なのかと悩んで、
せめて普通の人間に戻って欲しいと泣いた日もあります。
人混みが怖いのに学校に行き続けたのは友人達のおかげ。
もともと友人が多くてとても顔が広かったのも幸いでした。

学校では最下位クラスを脱して、まずは元の場所に戻るために頑張ってます。

服薬：
デプロメールを寝る前に25ミリ１錠