オリンピック委員会は、事態の深刻さに気づいているのでしょうか。
今回の決定が通ると、今後いっさい多くの地域でオリンピックが
開けなくなります。
それかもしくはオリンピックから、マラソン競技を削除する予定が
あるのでしょうか?
たしかに、夏に開くオリンピックならば、暑さに対して問題があるのは
初めからわかっていたはずです。
それにもかかわらず夏の時期にオリンピックが決まった事には
放映権の問題などで仕方なくというようなことがあったようですね。
そう考えるのなら、これからはオリンピックは夏開かれる事が
多いのでしょうし、そうなると暑さ対策は必然ですが、
地域的にみて開ける地域が限定されてくる事でしょう。
札幌の温度としてなら、殆どの地域でむりです。
東京の場合、温度的にも早朝ならばかなり低いにもかかわらず
ましてや、かなりのお金をかけて暑さに対する準備をした・・・
それを無理強いしてかえさせたのですから、マラソンに対しては
それが基本的な条件になるのでしょう。
また、夜に行うという代替え案も、
様々な提案を無視して行うのですからなくなります。
ということは、東南アジアや中東、アフリカ、もしかしたら、
この夏40℃に気温が達したフランスを含む
ヨーロッパでも無理でしょうか。
ロシアやカナダ、北欧諸国のみで開く事を前提にかんがえているとか?
めちゃくちゃですね。
また、もし、東京に対してだけ、
無理強いしたというような決定であったと今後わかるようなことが
あったとしたら、今回の決定に対して、その決定をした個人と
オリンピック委員会にマラソンと競歩に対してかけた暑さ対策の経費は
損害賠償として請求すべきです。
よだんですが、普通に考えてマラソン選手も競歩の選手も
普通の練習では、東京の気温よりもはるかに気温の高い環境で
練習しているはずです。
クーラーの入っ体育館で練習しているなんて考えられません。
オリンピック委員会の今回の決定は東京に対する
嫌がらせとしか思えません。