ミラクル☆キャリア

魂の声に耳をかたむけよう・身体のリズムにのって仕事しよう

鮎原こずえにみるリーダーシップ

2005年06月15日 00時16分29秒 | Weblog
鮎原こずえ。
いわずと知れた傑作漫画「アタックNo.1」の主人公である。
「苦しくたって~哀しくたって~コートに出れば…」
アニメ化された主題歌は歌えても、どうも、汗臭くて近づきがたかった。

それが、上戸彩さん主演のドラマをきっかけに漫画を手にしておどろいた。

鮎原こずえは、
ただ、バレーが好き!その一途な思いから、
無名中学バレー部をインターハイに出場させるほど成長させ、
最後には、世界選手権にも出場してしまう。

ただその道のりは、ほんとうに汗臭い、人間臭い。壮絶。
負けず嫌いから、既存のバレー部に挑戦しては、
勝ち進む。
自分たちは強いとうのぼれて挫折もする。
勝ちたい、ただその気持ちを強く持ちすぎて、
怪我をする、足をすくわれる。

でも、鮎原こずえは、壁にぶつかるたび、
必ず原点に戻るのだ。
「バレーボールはチームワークの競技。ひとりでするものではない。
ひとりだけ強くてはだめだ、チーム全体が一体感をもたなければ。」

「自分をこれほどまでに応援してくれる人のために、精一杯勝負する」

それは自分の胸のうちだけにとどまらない、
自分を憎むライバルを次々とバレーを通じて理解する。
愛する。
そしてまわりはいつしか鮎原こずえに感動し、魅了されるのだ。

彼女が実在の人物だったら、51歳にはなっている。
彼女が起業したら、どんな社長になるだろう?
どんな会社を創っているだろう?商材は、サービスは?
最近の通勤列車で考える一つのテーマである。


こずえたちと…
一緒に汗を流してみよう!










久々に…魂の成長

2005年06月11日 13時40分43秒 | Weblog
私の3冊、を挙げるとき、必ず入るこの一冊。
「ミュータント・メッセージ」(マルロ・モーガン著 角川書店)

手にしていてもすぐまわりに貸したり、あげてしまうので、
ここ1年くらい手元になかった。


久々に読み返し、
今わたしが生きている原点ってなんだろう?
と心の中で反芻している。

世の中の流れは速く、
じっくり考えている間にどんどん取り残されてしまう気になる。
月々の〆日、人のうわさ、かけひき…それで擦り切れてしまう。
その中にある、喜びや光がみえなくなってしまう。

チャンスは、手からこぼれ、
呆然と空を仰いでしまうような、そんなあせりが
心を支配してしまう。


でも世の中の人みなが、ほんとうにそうダッシュしたいのだろうか?
早い人も遅いひとも、自分を表現していて、互いに信頼していれば、
ベストなタイミングで物事は進んでいく…そう考えているわたしは
お気楽なのだろうか?

真実の人族は、言葉なくとも心通じ合う。それは、心のブロックが何も
ないからだそうだ。
わたしは小さいころからしゃべらなくても、互いの心がわかればいいのに、
といつも感じていた。
人間が、わたしがそうなるには、自らを開放し、他者を中に入れることが
できるような魂の成長が必要なのだ。

何も持たずに生まれ、何も持たずに死んでゆく。
何に執着しているんだろう?


並行して、「自閉症だったわたしへⅢ」もめくっている。
世の中でやっていくために、たくさんの仮面を持ったドナ。
それを自分が心から望むこと、望む環境を選び取っていく姿に、
自らを重ね合わせる。
「情熱が感じられない」「どうしたいかが伝わらない」
よく言われてきたわたしに、ドナが同伴してくれているように
感じている。

ドナは、人の魂、身体についてメッセージを贈ってくれている気がして
ならない。