
連休最終日に、妙義山へ行ってきた。まだ、山の中腹あたりには桜が観られるかと思っていたが、さすがにこの時期では、ソメイヨシノは無理、濃い緑の葉が陽を遮るほど茂っていた。

「妙義山桜祭り」と言う表示が、5~6年前に買った地図上の、中之岳神社付近に記載があったので、スケッチでもしようと思っていたが、これは見事に外れてしまった。どうも、「八重桜」祭りのようである。

見事な岩肌の眺められる場所で、2枚スケッチをしたあと、南東方向へ下って行くと、曲がりくねった道路の先に、山のてっぺんに岩の柱が一本、突き出している光景が目に留まった。

まるで槍のようなこの岩を、カメラでズームアップしてみると、かなり細かい筋が縦横に走っている。この岩の柱とすぐ右側の山を比較すると、この岩の柱は徐々に崩れたり風化したりして、やがて、右側の山のような姿に変わって行くのだろうな、と思った。

その時に、気の遠くなるような地球の歴史の流れの一端を、垣間見るような想いが頭の中をよぎった。そんな流れの一瞬に、私たちは生きているのだなあ・・・、ちょっと大げさだったかな?
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