フットボールの後(ご)

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マンチェスターユナイテッド対バルセロナプレビュー

2008年04月28日 08時38分04秒 | マンチェスターユナイテッド
チャンピオンズリーグマンU対バルサ2ンドレグは大変な事になりそうだ。
バルサは間違いなく0対0で折り返した1ストレグを受けトラフォードでの勝利に照準を絞りきった。
土曜日のデポルスティーボ戦にバルサは主力5名を温存。累積警告で出られないミリート、イニエスタに加えシャビ、メッシ、エトーを休ませ、1ストレグはプジョルも出ていない…。
そして敗戦…首位レアルとは実質14ポイントと開く結果となり事実上リーグ制覇から脱落することになった…。

一方のマンUは更に始末が悪い。
度重なる不運でチェルシーにまさかのPKで敗戦。
ビディッチ、ルーニーは怪我で途中退場に追い込まれている。
二兎追うものは…と言うが残りの試合に全て勝利しないといけないマンUに対し残されたタイトルはチャンピオンズリーグだけとなったバルサ。
ファーガソン監督の慎重すぎる守備的な采配が全て裏目になった結果となっている。
マンUはリーグ制覇もチャンピオンズリーグも両方失う危機感は漂っている。

お互いまさに逆切れ状態。歴史に残る打ち合いが起こる可能性は高い…。

チェルシー戦で負傷したビディッチ、ルーニーは回復するか?
温存したテベス、パク、そして1ストレグでめざましい活躍を見せたスコールズは間違いなくスタメンで出てくるだろう。

一方のバルサも主力メンバーは休養十分。マンUに驚異を与えたアンリもスタメンに名を連ねてくるだろう。

緊張のピークに達した試合は時に怪我がつきまとう。
バルサもマンUもただではすまないリスクも考慮しないといけない…。ダブルを狙うマンUはプレミアリーグで2勝しない限りチェルシーの他力本願だ。

マンUの強みはカンプノウでビディッチを欠いたDF陣でシャットアウトできたこと。
バルサの強みは久々に自慢のポゼッションサッカーが機能したこと。
試合が面白くなるとすればマンUが攻撃に転じなければ成立しないが間違いなく点は取りにいくはずだ。

思いとしては、かつて近年最高の試合の一つとされたチェルシー対バルサの2ンドレグを霞ませてくれるような、90分間到底保たない展開のフットボールに期待したい…。
その結果に伴い、どちらかが破れるとしても、時として敗者が勝者となる場合もある。


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