Titech Soaring Club

いつまでもこの大空を飛んでいたい…
グライダーで空を駆け巡る
東京工業大学グライダー部の活動記録です

関東大会7日目レポート

2008-12-23 23:08:25 | Weblog

23日は最終日だったため10時半発航開始、13時最終発航のスケジュールで行われました。

昼前からサーマルが出始めたようで、今大会では一番条件が良かったようです。
結果は周回1チーム(早稲田B)、ワンポイント3チーム(早稲田A、慶応B、法政A)、獲得高度12チームでした。


東工6チームからは橋本が2回フライトし、獲得高度100mを取りました。
最終発航時間が早かったため、
あと10分あれば…というところで3回目は回ってきませんでした。
直前に飛んで行った機体は高く上がっていたので、惜しかったです。

残念ながら得点を挙げることはできませんでしたが、獲得高度200m、100mの二つの成績から全国大会へ出場することが決まりました。
以下、関東大会の結果です。

最終成績(個人)
1 森田 葵(早稲田大学)    1284点
2 青山 弘希(日本大学)    1000点
3 知花 理江子(慶応義塾大学)  489点
4 橘  友輔(法政大学)     233点
4 西山 航平(早稲田大学)    233点

最終成績(団体)
1 早稲田B  1284点
2 日本大学A 1000点
3 慶應B    489点
4 法政A    233点
4 早稲田A   233点

詳細は日本学生航空連盟のHPからも見ることができます。
http://www.sakitama.or.jp/jsal/


クルーとして来てくれた東工大、理科大の部員の皆さま、
Ka6CRの空輸をサポートしてくださった岡村教官、赤堀さん、中根さん
応援のメールをくださったOBの方々、ありがとうございました。

また、昨年に引き続きKa6CR、理科大機材車のエブリを大会で使わせていただき、ありがとうございました。

全国大会までまだ日にちがありますので、上位に食い込んでいけるようにさらに練習をつんでいきたいと思います。
これからもよろしくお願いします。


関東大会6日目レポート

2008-12-22 23:06:28 | Weblog


関東大会6日目ですが、朝北風で5発発航後背風になりました。
予報は一日中北からの風だったので、背風がおさまるまで待機ということになりましたが、結局おさまらず、2時前から雨が降ってきたため、ノーコンテストとなりました。

東工6チームは発航順が9番だったため、結局飛べませんでした。
発航を開始したあたりがちょうど風の変わり目だったので、
飛んだ人の中には獲得高度を取ったチームもありましたが、
一巡しないと競技が成立しないというルールがあるため、無効になりました。

朝はわりと暖かかったのですが、風が変わった後はとても寒くなりました。
待機の時間が長かったので、その時間は鍋を作ったり、七輪で芋を焼いたりしていました。

関東大会も明日が最終日です。
全国大会に行ける獲得高度は確保していますが、
得点を取れるように最後のフライトも集中していきたいと思います!


関東大会5日目レポート

2008-12-21 23:04:18 | Weblog

今日は今大会中1番と言っていいほど条件の渋い日になりました。
まるで、ライセンサーたちによる離着陸練習のようでした。
曳航では、「ウインチ、速い!」「ウインチ、遅い!」の無線が頻繁に聞けました。

中でも、東工大の橋本は1番の被害者となってしまいました。
出発がかかり、地上滑走から離陸してすぐに「ウインチ速い」という無線が聞こえたかと思うと、高度150m付近で索がパイロットの手により離脱され、180°旋回を2度行い、ランウェイの中間ぐらいに無事着陸しました。
索を離脱した理由は、曳航速度が速すぎたためでした。

朝の選手ミーティングで中村教官が「曳航に関して何か不具合があったら、パイロット側で索を離脱することも考えなさい。自分の身は自分で守りなさい。」とおっしゃっていたことも幸いしたのか、地上で見ている限りでは良い判断をしたのではないかと思いました。
パイロットの橋本にけがはなく、機体も異常ありません。

明日は午後から雨の予報も出ていて少し不安ですが、
残り2日全国大会出場(関東大会優勝も)目指してがんばりたいと思います。
応援よろしくお願いいたします。




関東大会4日目レポート

2008-12-20 23:01:49 | Weblog

今日は午前中北風でしたが午後から南風になることが予想されたので
朝の準備の段階で南向きに発航するよう移動して、
12時ごろまで背風待機してから競技開始となりました。

条件は予想通り渋く、粘るのが精一杯という感じでした。
結果、どのチームも周回どころか獲得高度もとれませんでした。

今日は背風待機の間、どの大学も七輪やコンロで焼肉や鍋などを作り、まったりとした雰囲気だったのが印象的でした。
まさか妻沼でこんなにもゆったりした時を過ごせるなんて…。

明日も条件が渋いことが予想されるので、
パイロットたちにとっては我慢しなければならない日々が続きますが、
ブレイクする日をじっくり待ち、1回1回のフライトに集中したいと思います。


関東大会3日目レポート

2008-12-19 22:57:56 | Weblog

今日は1日中ブルーでした。
競技開始の10:30ごろは北風5m/sでやや強めの風が吹いていましたが、時間が経つにつれて北西2~3m/sの風に落ち着きました。

条件は午前中はそこそこで、バリオの表示でMAX 2m/s、アベレージ1m/sでした。
日大が1周し、早稲田と慶應が1ポイントをとり、
他にも数チームが獲得高度を記録する中、東工6も橋本が獲得高度200m、臼木が100mでした!

午後からは冷たい風が吹きだし、逆転層が目立つようになり始めると条件も渋くなりました(5機同時進入もありました!)。


東工6は周回はできませんでしたがなんとか獲得高度をとることができたので、他大学に遅れずについていっています。

明日は上空の寒気が抜けてしまい、条件が渋くなることが予想されますが、高気圧の背面に入り風向が大きく変化することから、タイミングよく上がることができれば風のぶつかりによる上昇気流を使えるかもしれないので、チャンスはあると思います!

応援よろしくお願いします




関東大会2日目レポート

2008-12-18 22:50:09 | Weblog

見上げれば前日の雨がうそのような快晴。
下を見ればその快晴がうそのような水たまりだらけのランウェイ…

各選手が機体のチェックをする中、
各校から借り出された20~30名の精鋭たちがドカチンをしたおかげで、
競技は定刻どおりに開始されました。

ウインドカームでしたが、昼頃から西~北西の風が強まってきました。
風の変化に合わせるように条件は次第に良くなり、
14時ごろまでバッタでしたが、その後滞空する機体が出てきて、
3選手(東海、早稲田×2)が獲得高度200m、
1選手(日大)が獲得高度100mという結果でした。

東工6は橋本が3発、臼木が1発飛びましたが、結果は出せませんでした。
しかし、明日は上空に寒気が入り込むようなので好条件が期待でき、
東工6も結果が出せると思います!


関東大会1日目レポート

2008-12-17 22:44:22 | Weblog

朝9時ごろから雨が降り出し、天気予報でもその後も雨は降りやまないとのことで
残念ながらノーコンテストとなりました。

午前中は室内で開会式と宿舎の掃除が行われました。
午後からは自由時間となったので、旋回点(千代田・給水塔)とアウトランディングポイントを見学してきました。

最初に千代田から1kmほど離れた、武蔵大橋の近くのアウトランディングポイントへ行きました。

グライダーが降りるには十分な広さがあり、トレーラーもなんとか入れそうだったので、一度アウトランディングしてみたくなるぐらい良いポイントでした。


千代田は地上で見るとただの交差点でしたが、上空から見ると、野球場や工場、森(林?)のラインがわかりやすいらしいです。

給水塔は上から見てもわかりやすそうな感じの形をしていましたが、
上空から見るとかなりわかりにくく、
周辺の地上目標から判断する必要があるそうです。

給水塔から数百m離れたところにある刀水橋の近くのアウトランディングポイントも見ましたが、
ここは北向きに着陸しようとすると橋があるために難しそうでした。


その後、21日の夜に開催予定のクリスマスパーティーでのプレゼント交換のためのプレゼントを買いに行きました。

雑貨屋で購入したのですが、臼木は何かが育つ(?)卵を、
橋本は何が入ってるかわからないカプセルを購入していました。
果たしてどこの大学の誰が受け取るのでしょうか?