リック・アンド・モーティ

2021年05月23日 | 映画とかの感想
新作にあまりにも興味が無さ過ぎるしやることも無さすぎて
このアニメを無限に繰り返し再生してる。
瞬きしてると置いていかれる作劇スピードと、
リックの「こんな世の中くだらねえ」って態度が気持ち良い。



第一話はどうも掴みどころがなくてイマイチだったけど、
「宇宙人とバーチャルリアリティ」の回でハマった。
宇宙人が人間の世界を雑に再現したシュミレーションのバグに笑う。
ここまではジェリーは会社勤めで、この回から無職になりいびられる。

「ホレ薬」のラストでリックアンドモーティーが世界をパンデミックで破滅させて
諦めて別次元に引っ越す。このリックは劇中で「C-137のリック」って呼ばれてるけど、
この回以降は「C-137」じゃ無いんだよね?

「ケーブルテレビのアップグレード」はボツネタの寄せ集め回みたいで好き。
異次元で放送されているテレビを観てるだけの回をまた見たい。
「宇宙人病院での騒動」も同じネタで面白かったけど、あの回は
ジェリーいじりがイマイチだった。

「リックとの遭遇」や「アトランティス最高!」など、
リック評議会がからむ話はシリーズ通して別格で面白い。
あの凶悪モーティはまた出番はあるんだろうか。

「スペースカーとミクロ宇宙」メインエピソードのマイクロバースより
留守番するサマーを守る使命を持った宇宙船のサマーの守り方が超黒くて凄い。

「とんだウェディング」「絶品の四川風ソース」で基本冷たいリックの内面に
踏み込んでるけど、“家族モノ”でよくある泣かせ方に最近辟易してたので
このくらいのドライな描き方バランスは手本にしていいと思う。
「ピクルス・リックの冒険」「フルーピーランドへようこそ」
当たり前のように人を殺すリックとその性格を継いでるベスの描写も同じく。



シーズン4から吹き替えがないので結構残念。
リックが自分の予備をいくつも用意していた「オール・ユー・ニード・イズ・ダイ」は
話を飲み込むのに時間がかかった。
「出口のない物語」も話が頭に全然入ってこない・・・。
しかしこの時すでにコロナで世間が困ってるのをネタにしてたんだな。

このシーズンはシモネタに振り切った「リックのドラゴンハート」が単純で良い。

「宇宙大戦争: ベスの帰還」娘に現実の生活と自由な生活の両方をあたえるため
クローンを作っていたリック、次のシーズンはあのラストから始める?

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