いつだって!宮城梓さん応援ブログ 

沖縄の情景のように真っ直ぐな歌声と見事な三線を届ける唄者・宮城梓さんを応援します。

「群島」的思考というのがあるらしい

2009-06-03 06:59:45 | Weblog
今朝の読売新聞に、

文化人類学者の今福龍太さんの「群島」論についてのインタビュー記事。

この先生は、岩波書店から「群島ー世界論」という本を書いているらしい。


社会や言語をひとつに束ねようとする発想が「大陸」的思考とすれば、

「複数の社会や言語が共存・混交し、
それらの連なりによって世界が作られていた」

というのが「群島」的発想なのだそうです。

多島海に住む人々は古来から舟にのって自由に移動し、

行く先々で大陸国家とは異なる社会を築いていた、と。


「世界は具体的なモノだけで成り立っていない。
人の欲望や感情は本来フィクショナルなもので、
神話的形象の中にこそ表れる」


思い出したのが、りんけんバンドのメルマガ

「十数年前に西表島探検ツアーを企画した。マングローブの川を小さなポンポン船で上流に40分。船着き場もない所におろしてもらった。もうそこから先は船がいけないのだ。ツアーメンバーはりんけんバンドの男性陣。メンバーは「こ、ここでおりるんですか?」と信じられないような顔した」

やはり、りんけんさんの自由精神には、「群島的思考」が流れているのか。


「珊瑚の子守唄」とか、

ティンクティンクの曲に惹かれるのも、

「群島的」思考が呼び寄せているのかも、しれない。


今度、今福さんの本、読んでみよっと。


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