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(最終便で「ギャラクシアン」(12a)を見事に登り切るH美さん。渾身の登りだった(^_^)v。)
2日目はパートナーがおらず、のんびり休んで帰るか~と思っていたら、幸運にも「カランバ」のT永さんご一行がカサメリ沢に誘ってくださった。連チャンのクライミングに身体の不安はあったが、せっかくのチャンスなので「控えめにやろう…」と自分に言い聞かせて合流させていただいた。
なにしろ夕べは、部屋で寝転んで休んでいたら両太ももが、同時にいきなりこむら返りを起こし、一人部屋で大腿筋を両手で押さえながら「う~んう~ん」としばらく唸って痙攣の嵐が過ぎ去るのをひたすら待った。…隣室の方々は何だと思っただろう?(^_^;)。しかしあの苦しさと恐怖は経験した者でないとわからない。
厳しい「カブトムシ」のムーブを「火事場のバカちから」を出して3便頑張ったせいだ。身体がびっくりしたのだろう。「準備運動を念入りに…」とか「クールダウンをきちんと」…などと言われてもこればかりは致し方ない。どんなにウオーミングアップしても、あのルートは、取り付いて勝負どころにさしかかったら、必死に叫んで全力を出さざるを得ないタイミングがいくつもあって、その場になれば「力を加減する」なんてことができない。
また、3便終わって回収したら、もう抜け殻のようになってへたり込んだ。「クールダウン」をする余力はない。「カブトムシ」は私にはそれくらい厳しくも「楽しい」ルートだ。アタマが真っ白になる。2峰で登る私の叫びがソラマメスラブまで聞こえた…と仲間に言われてしまった(^_^;)。
さて、カサメリ沢。連チャンしない私は小川山からカサメリ沢に行くルートをよく知らなかった。今回たどってみると1時間あまり。とても近かった。みんなが「転戦」するワケだ。
やはりブログ記録を見ると2010年に来て以来だ。このとき「金のわらじ」(12a)を偵察?している。やはり歯が立たなかった。
今回は「わらじ」の方はカランバチームのH谷さんがトライするのをサポートするにとどまり、オランジュ岩の長いルート「ギャラクシアン」(12a)に取り付かせていただいた。
「ギャラクシアン」(12a)はややスラブチックな岩肌を、いくつもの難所をこなしながら延々と登り進む。ボルト14本。終了点までいくと、下降には70メートルロープが必要という長さだ。ロープの末端処理は必ず行うこと!。
私は1トライのみで、トップアウトできなかったので終盤はわからないが、見事RP!したH美さんによれば、終盤にもまたひとつガツンとくる山場があるらしい。
とにかくトトロやナウシカの世界?のような濃い緑に囲まれた山奥の沢で、静かに1日を過ごしてリフレッシュした。
近いうちに「ギャラクシアン」と「金のわらじ」に再会したいものだという思いを心に刻んでツアーを終えた。
ありがとうございました。
ps…沢を渡る箇所を迷っていたら、少し上流へ歩いたところに掴まることのできるフィックスロープを渡した「丸太の橋」があることを教えてもらいました。無理して下流を渡るのが危険な場合は、この丸太の橋が安全です。
また来よう。
2日目はパートナーがおらず、のんびり休んで帰るか~と思っていたら、幸運にも「カランバ」のT永さんご一行がカサメリ沢に誘ってくださった。連チャンのクライミングに身体の不安はあったが、せっかくのチャンスなので「控えめにやろう…」と自分に言い聞かせて合流させていただいた。
なにしろ夕べは、部屋で寝転んで休んでいたら両太ももが、同時にいきなりこむら返りを起こし、一人部屋で大腿筋を両手で押さえながら「う~んう~ん」としばらく唸って痙攣の嵐が過ぎ去るのをひたすら待った。…隣室の方々は何だと思っただろう?(^_^;)。しかしあの苦しさと恐怖は経験した者でないとわからない。
厳しい「カブトムシ」のムーブを「火事場のバカちから」を出して3便頑張ったせいだ。身体がびっくりしたのだろう。「準備運動を念入りに…」とか「クールダウンをきちんと」…などと言われてもこればかりは致し方ない。どんなにウオーミングアップしても、あのルートは、取り付いて勝負どころにさしかかったら、必死に叫んで全力を出さざるを得ないタイミングがいくつもあって、その場になれば「力を加減する」なんてことができない。
また、3便終わって回収したら、もう抜け殻のようになってへたり込んだ。「クールダウン」をする余力はない。「カブトムシ」は私にはそれくらい厳しくも「楽しい」ルートだ。アタマが真っ白になる。2峰で登る私の叫びがソラマメスラブまで聞こえた…と仲間に言われてしまった(^_^;)。
さて、カサメリ沢。連チャンしない私は小川山からカサメリ沢に行くルートをよく知らなかった。今回たどってみると1時間あまり。とても近かった。みんなが「転戦」するワケだ。
やはりブログ記録を見ると2010年に来て以来だ。このとき「金のわらじ」(12a)を偵察?している。やはり歯が立たなかった。
今回は「わらじ」の方はカランバチームのH谷さんがトライするのをサポートするにとどまり、オランジュ岩の長いルート「ギャラクシアン」(12a)に取り付かせていただいた。
「ギャラクシアン」(12a)はややスラブチックな岩肌を、いくつもの難所をこなしながら延々と登り進む。ボルト14本。終了点までいくと、下降には70メートルロープが必要という長さだ。ロープの末端処理は必ず行うこと!。
私は1トライのみで、トップアウトできなかったので終盤はわからないが、見事RP!したH美さんによれば、終盤にもまたひとつガツンとくる山場があるらしい。
とにかくトトロやナウシカの世界?のような濃い緑に囲まれた山奥の沢で、静かに1日を過ごしてリフレッシュした。
近いうちに「ギャラクシアン」と「金のわらじ」に再会したいものだという思いを心に刻んでツアーを終えた。
ありがとうございました。
ps…沢を渡る箇所を迷っていたら、少し上流へ歩いたところに掴まることのできるフィックスロープを渡した「丸太の橋」があることを教えてもらいました。無理して下流を渡るのが危険な場合は、この丸太の橋が安全です。
また来よう。