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脊椎と椎間板の役割

2004年10月23日 | お勉強
脊椎は運動能を保ちながら結合している筋肉や骨を支え、非常に繊細な神経系も保護しています。
椎間板は椎骨と椎骨の間にあるクッションで背骨に加わる衝撃や障害をやわらげています。

椎間板は圧力をうまく分散できるようにできていますが、脊柱折り曲げようとする力とねじる力には非常に弱いのです。
圧力がかかると椎間板の髄核と線維輪は協調してその圧力を支えます。

髄核は圧力を加えられても比較的縮みにくく放射状に広がろうとする性質があります。
線維輪はベルトのように髄核を巻き締めて保護しています。
このような構造によって、クッション機能を持ち衝撃が直接椎骨に伝わることを防いでいます。

椎間板の衝撃吸収能力は大変高く、
この能力を超えるほど大きな衝撃が加わると椎間板が損傷されるよりむしろ椎骨が傷ついてしまいます。


線維輪はねじられると容易に損傷してしまいます。
ねじられるとき髄核はボールベアリングのような働きをします。
脊椎が長軸の回りに回転すると線維輪の約半分が回転を抑制しようとし、残りの半分は縮むか緩むだけです。
そのため線維輪が傷つき炎症が起きてしまいます。


長年、繰り返しねじられていると線維輪の耐久性が弱まり、衝撃を吸収する能力も弱くなります。
椎骨間関節包や傍脊椎筋・脊柱靭帯が椎間板関節が極端に曲げられることを防いでいるので、
線維輪は大きなダメージを受けるほど折り曲げられることはありません。
しかし、これらの支持組織が障害や疾病によって弱くなると、
線維輪は強く曲げられ結合面から剥がれ易くなり衝撃吸収力が弱くなります

参考「Dog Web

今日もお勉強。
健康第一!!

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