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Netflixオリジナル映画:イカロス

ツール・ド・フランスの山岳エリアをつなげ、7日間で走り抜けるアマチュア向けサイクルロードレースをひらく変態サイクルイベントサイト「オートルート(Haute Route)」。

そのオートルートの中でも、ピレネールート(7日間)、アルプスルート(7日間)、ドロミテルート(3日間)という、名だたる山岳エリアで開催される3つのイベントを連続で完走したサイクリストに贈られる「triple crown」(トリプルクラウン)という称号を、日本人で初めて手にした対馬伸也さん(44)。その功績が認められ、昨年12月に日本人初のアンバサダーとなった記事を見て、「はえー、ブルベ最高峰のパリ・ブレスト・パリで完走した三船さんみたいな人だなぁ。髭生やしてるし」と感動し、続いて対馬さんの個人サイトを見て愕然。

<エントリー料>
ピレネールート:1695ユーロ(日本円で23万円)
アルプスルート:1695ユーロ(日本円で23万円)
ドロミテルート:645ユーロ(日本円で9万円)

えええ、この3つのエントリーだけで65万円!!!
単独で挑戦できるような甘いレースじゃないので、運営から先導バイクやサポートカー、メカニック、マッサーといったサポート体制がとられるのはもちろん、食事、荷物の運搬、さらにはオプションを希望すれば宿泊などもサポートしてくれるので、それらを全部ひっくるめての料金だとしても・・・高い。

ロードバイクって、本当にお金が掛かるスポーツなんですね(白目)


なんてことを思いつつ、先日発表された第90回アカデミー賞のノミネート作品の中で、長編ドキュメンタリー部門にエントリーされた「イカロス」が気になったんです。

『ロシア人科学者の証言によって、スポーツ界を揺るがす大規模なドーピング計画の一部始終が明らかにされていく様子を描いたNetflix製作のドキュメンタリー。自転車選手でもある監督のブライアン・フォーゲルが、スポーツ界におけるドーピング検査の有用性検証のため、自ら薬物を摂取してドーピング検査を通過できるか実験をしようとしたことをきっかけに、ロシアの専門家グリゴリー・ロドチェンコフと知り合う。しかし、ロドチェンコフがロシアの国家主導によるドーピング計画に関与していることが明らかになっていき、事態はフォーゲルにとっても思いがけない方向へと進んでいく。』


SONYのブラビアを買ったらNETFLIXが半年間タダだったので、ちょっとローラーしながら
2時間映画なので、1時間ずつ2日に分けて見たんです。

これは平昌オリンピックの前という絶好のタイミングで良い映画に巡り合っちゃったよ。


この映画「イカロス」の内容をちょっとだけ紹介すると、
当初の予定では『スーパーサイズ・ミー』みたいなノリで「ドーピングを実際にやってみたらこんな結果になっちゃったぜ」って軽い検証映画として作る予定で
ドーピング専門家として紹介されたロシアのロドチェンコフが超明るくて面白キャラ(なぜかいつも半裸でスカイプチャットしたり)なだったり
順調にドーピングをしながら1年をかけてトレーニングして、上に書いた世界一過酷な市民レース「オートルート」それもアルプスルートで挑む話。

専属のトレーナーも付けてのドーピングの甲斐あって、たった1年でFTPが250Wから300Wを超えるまでになり、いざレースが始まるんだけど、
メカトラやらバッドデイやらでイマイチな結果を出してしまい、チクショーまた来年に再挑戦だ!みたいなところで急展開。映画開始から30分くらいで急展開。

また来年に向けてガンバロウ!っていうタイミングでドイツの公共放送がロシアの陸上選手にドーピングが蔓延していることを暴くドキュメンタリー番組を放送しちゃうんです。
さらにその放送の中で、ドーピング専門家として協力してくれたロドチェンコフが疑惑の中心人物として紹介されてしまい、
ロドチェンコフに命のキケンが迫り、もうオートルートどころの話じゃなくなって、映画の行方がどうなるのかは・・・是非自分の目で見て欲しいなぁ。


Icarus | Official Trailer [HD] | Netflix

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