気象庁によると、気温の観測は風通しや日当たりの良い場所で、電気式温度計を用いて『芝生の上1.5mの位置で観測すること』を標準としているらしい。
こんなもので観測してるものがその地域の気温となるわけです。
それに対して、我々サイクリストが感じる気温は、サドルの高さで1m。ペダルを回す足に至っては地表スレスレ5cmくらいの高さ。
さらに、星空が綺麗に見える冬の夜は、地表面の熱が放射によって奪われ気温が下がる、いわゆる『放射冷却現象』によって、とんでもなく下がる。
今朝の天気予報では、宇都宮の最低気温は6時にマイナス4度とのこと。
・・・これだけでもかなり寒いのに、サイクリストが感じる気温は更に下回るのです。
はたして、今朝の気温は何度まで下がるのだろう・・・。
新調したシューズカバーはプラス5度対応品。
なので、ちょっとした工夫がいりそう。
考えた末、
靴下の上から足用のホッカイロをペタリ。
さらに、シューズの裏の通気口を養生テーブで塞ぎました。
(クリートボロボロだ・・・)
これで元気よく朝練に参加!!
しかし、430朝練は爆弾低気圧の影響を考慮して、隊長が昨夜のうちに中止の判断をしました。
昨日私が鬼怒川沿いを走った感想からも、ミゾレ混じりの極寒が予想できます。
確かに集団走行できるような状態じゃない。
即断してくれた隊長の勇気に感謝しつつ、
そうは言っても、シューズカバーの性能を確かめたい。
なので、ゆっくりとソロ練をしてきました。
ひょっとしたら、もう一つの朝練530に誰か来てるかも。
と、森林公園入り口のセブンイレブンへ行ってみます。
ハイ、誰もいない~
今朝は、530練に誰も来ないような寒さというわけです。
予定通り、ソロで文挾に向けて出発。
って寒すぎる!!!本当にマイナス4度?
あんなに工夫した足元が冷たい。靴底全体が冷たくてどうにもなりません。
体を動かして温まるしかないので、しっかりペダルを踏むのですが、
ペダルを踏みすぎると速度が上がり、足元が余計に冷たくなってしまうジレンマに陥りました。
あーでもないこーでもないと、走って見た結果
常に200Wの出力で走りつつ、速度は30km/h以下に抑えれば良いことがわかりました。
(つまり、緩やかな上り道を走りつづけるってことです・・・。)
文挾を抜けて、水汲み場に到着。
地下水なので、外気温よりも高いため、湯気が出ていますね。
まるで温泉のよう!ホントに温かいかも~
恐る恐る触ったら、冷たかったです。
そこから日光の神橋を目指して北上~
ところが、路面がキラキラしていて、昨夜のミゾレが氷のまま道路に散らばっていました。
これはキケンだな・・・。
諦めて、西に向かって走ります。
山間を200W、30km/hキープでガマンガマン。
ところが、日の出前に一段寒くなりました。
自宅を出てから2時間半、そろそろ足先のホッカイロも冷たくなってきてヤバイ。
風が冷たすぎて顔の筋肉もこわばり、無表情
悲しくもないのに涙が出てきて、鼻水に変わり、鼻づまりから口呼吸。
息を深く吸い込むと、肺に冷気が飛び込んできます。
体の中から冷えてきますね。
命からがら帰宅。
64.6km
そして、気になっていた気温はサイコンのセンサー読みでマイナス12度。
マイナス12度・・・。
一般的に体感温度って、風速1mで1度下がると言われているから
時速30km/h、つまり秒速8.3mで走っていたから、体感温度でマイナス20度の中を走っていたというわけか。
そりゃぁ寒いわけですよ。
今日の経験から、予想気温がマイナス4度だと、気温がマイナス10度と考えていいようですね。
それでもプラス5度対応なシューズカバーと足裏の通気口を塞いだ養生テーブ、それから足先のホッカイロで過ごせそうなことがわかりました。
はてさて、明日の朝の気温は・・・。
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