SNSをボーッと眺める夜。
先週末の全日本選手権トラックとグランツール終了によるサイクルロードレースロスである。虚無感すらあるほど重症。
一つのツイートに目が止まった。
メーカー以外で塗装したフレームってJCF規定だと使えないんじゃなかったっけ。
— Kei Nakano (@Kei__Allez) November 10, 2020
あー、確かにそんな話を聞いたことがあるなぁ。
そう思ってJCF競技規則集(PDF)を見てみると…。
ライセンス所持者は,製造者によって提供され,品質・安全基準により保証される機材を全くいかなる改造もすることなく使用しなければならない.ライセンス所持者は特にインシデントの場合に,機材に加えられたいかなる改造についても完全に排他的に責任があるものとし,UCI/JCF規則に従って懲戒処分を受けうる
使用するバイクは購入したものをそのまま利用することを義務付けている。つまり、フレーム発注時に行うオーダーメイドとしてのペイントなど、品質・安全基準がしっかりしたメーカー保証のあるもの以外、例えば趣味で個人の手によって後から再塗装したフレームでUCI/JCFレース出場するのはNGとなる。
ただし、アマチュアのホビーレースは問題無いかもしれない。(そもそもアマチュアレースで車検を聞いたことがない。)
ペイントが綺麗なフレームは見た目も良いし、表面がツルツルピカピカなフレームはエアロダイナミクス効果も抜群なんだろうけど、さすがにF1マシンのようにレース毎に再塗装するツワモノはプロでも居ないんじゃないかな。