フランクフルト行き
そもそも
フランクフルトって
どこ?
座席ポケットの地図で確かめる。
ベルリンまで小一時間だったから
同じくらいのフライト時間かなあ。
はあ。どーすんの。
チケットじっと見る。
裏に張り付けられた
荷物タグ。
あ、これがこの飛行機と
乗り継ぐ飛行機の便名か。
これを見つけたことが
不幸中の幸い。
フランクフルト着。
大きな大きな掲示板。
乗り継ぎ便がびっしり。
あった!あった!
荷物タグにあった羽田行の便名。
搭乗口番号をひたすら追いかけて
歩く歩く。
エレベーターを
のぼっておりて。
違っていたら引き返せばいい。
歩く歩く。
途中出国手続き?
だってチケットもってないよ!
「アナタハニホンジンデスカ」
ぽんっと
パスポートにスタンプ押されてしまったよ!
もうしらないよ。
何かあっても事情説明できないよ。
そしてまた
歩く歩く。
おお!一気に日本人だらけ。
ルフトハンザのカウンターへ。
どきどき。
「////sdjfp,☆?」
何か言ってる。
へ。
わかんないよ。
あ、パスポートか。
どきどき。
わあ。チケットもらえた!
帰れる。
号泣。
ツアー日本人あふれるロビーで
タオル握りしめ
肩を震わせ
号泣するオバサン日本人は
ワタシです。
帰れるぅ~。
ルフトハンザは
快適。
だってワインはタダだし。
映画も観れたし。
羽田着だし。
もしも
フランクフルト行きに遅れていたら?
どうなっていたんだろう。
今思っても
ぞっとする。
フランクフルトは
ドイツ最大の空港で
乗り継ぎは簡単だということ。
ルフトハンザは
自社のターミナルを持つということ。
経験してしまえば
どうってことない
むしろ
ラッキーな乗り継ぎであったらしい。
やっぱり
ママは、
もってる?
帰国後
なぞの
体調不良
どんどん
まいにち
痩せていった
まあ
ちょうど良くなったのだけれど。
この
帰国プレッシャーは
きつかったと
思います。
2016年6月記す
体重は
キープしてます。