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根となる身体(前編)

2024-04-04 00:00:00 | 仮説・プロセス

 

【新しい根】
 
 
「根を張るのが大事」と言う。
 
 
わたしは、解離しやすい体質。
空想が得意なこともあって、特に「根を張る」ことが重要になる。
見えている部分の「わたし」を、見えない部分の「根っこ」で支えていくのだ。
 
さて。
 
どこに根を生やすのか。
 
単純に考えれば「大地」だろう。
「地球」「土」「海底」なんかも、アリだね。
 
わたしは、グラウンディングのイメージで得られる「ズドーン」とか「ズゥゥゥーンン」という太い安定感を、根のイメージに繋げることが難しい。
根のワークでは、本当に素直になれると、「ちいさく」「白く」「細い」赤ちゃんの根が、イメージとして出てくる。
気持ち的には、「ズドドドドーン」とか「ズゥゥゥーンン」って、妖怪みたいな根っこを生やしたいんだけど。
 
 
 
それで、『どこに根を生やすのか』って話に戻るけれども。
 
チョット常識を忘れてみると、「身体感覚」に根を生やしたい、と思った。
 
 
この身体は、宇宙。
 
宇宙のエネルギーやサインを受け取るなら。
この身体のエネルギーとサインを受け取ることでもある。
 
もっともっと、自分の身体感覚を、吸い上げたい。
 
「自分の身体感覚に、根を生やしたい」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
仕事してると、「すぐ、意識が頭に上がるな」と気づく。
食事していると、「全く、味に集中してないな」と気づく。
 
今まで「なんとなく」だった気づきに、具体性が増していく。
 
「意識が頭に上がる」っていうのは、「気が上にのぼる」と言い換えても正確だ。
そうなると、『身体感覚』より、比重が『思考』に偏る状態になる。
 
なるほど。
だから、わたしは「自分の身体感覚に、根を生やしたい」と思ったワケだ。
 
 
 
「今ここの身体」に戻れるか、という修行のひとつ。
 
 
 
 
 
 
 
日々、「ちいさく」「白く」「細い」赤ちゃんの根を、自分の身体の感覚に伸ばしていく。
そして、それは。
だんだんと、「しっかりした」「ある程度の太さを持つ」若い根のイメージとなってゆく。
 
 
 
 
 
 
ーーーつづく

 

 

 


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