CINEMA Free Way

映画の話題を中心に、マイブームなんかも好き勝手に綴ります。
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ありえないがてんこ盛り『カンフーくん』(4本目)

2008-02-02 13:26:42 | 映画(新作)
映画やドラマを見ていて、ありえないシーンが多いとよく「漫画みたい」と言うが、この作品はまさしくソレ

7才で少林寺三十六房を制覇するは、カンフーでラーメンを作るは、カメハメ波みたいなのは出るは、矢口真里(25才)が小学生役をするは、etc.

なかでもひときわ無理があるのが、泉ピン子が太極拳の名手にしてカンフーを操るってこと。
どう見ても、年齢的にも体型的にも無理がある
実際とても動きがぎこちなく、カンフーをやらされてるって感じなのだ。

だけど、ありえないシーンがやたら多いからこそ逆に面白い

泉ピン子は中華店の店主役で、その中華店の名前が「ニュー幸楽」という半ば自虐ネタともとれる設定は、泉ピン子自らが橋田壽賀子に頼んで「幸楽」を使わせてもらったのだそうだ。

それにしても主役のカンフーくんを演じたチャン・チュワンの身のこなしはスゴイジェット・リーの後釜はこの子かも

いつも優しくて気弱な役柄の多い笹野高史がワル役をしているのも必見
これも普段なら「ありえない」のかも。

今年はこの作品の他、『カンフー・パンダ』『カンフーダンク』『少林少女』など、国内外からカンフー絡みの作品が公開される。
もしかしてカンフーブーム再来


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