岩波新書ケインズより
ケインズは愛国者だったが、自己中心主義ではなかった。両者の違いは、ケインズがマクロ的視野からイギリスの国益を考えていたのに対し、自国中心主義はミクロ的視野から近視眼的な近隣窮乏化政策をとることである。そしてケインズは後者には強く反対した。
ケインズは愛国者だったが、自己中心主義ではなかった。両者の違いは、ケインズがマクロ的視野からイギリスの国益を考えていたのに対し、自国中心主義はミクロ的視野から近視眼的な近隣窮乏化政策をとることである。そしてケインズは後者には強く反対した。