タオル道中

大阪・泉州 タオル屋 てるの日記 美由喜タオル(株)

遠くの部品屋より、近くの鍛冶屋(笑)

2017-09-30 09:55:41 | できごと

ジャカードがまた不調になってます。原因を探るため、考えられる箇所を一つ一つ潰して行くしかありません。

メーカーが無くなってしまってる機械というのは、鉄工所が頼りです。すり減ってガタが大きくなってるパーツを肉盛りしてもらいました。

メーカーが無くなってる機種は、機料屋に新品を取り寄せてもらうことができません。鉄工所の社長とも話してたんですが、機械というのは、ちょっとした汎用性のある部分パーツでも、あつらえてあることが多く、製造業の生産拠点が、海外に移り出してから、不景気になった国内製造業は、設備の更新も一部に留まってて、古い機械が今でも現役です。部品の欠落は、結構深刻な問題です。 古い機械は、味のあるものづくりが出来ることも多いです。もしかしたら、ちょっとしたコストの差で、次々製造国が変わってく今の時代、コンピューター制御の機械(電子基板は、15年ぐらいが寿命と言われてる)でも基板の交換がままならない可能性は大いにあるでしょう、そう考えると古い機械に存在感があります。かんばれ!うちの機械たち!

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿