ときどき 65から学ぶこと

魅了「川瀬巴水」木版画 11選【山情景】

川瀬巴水は、明治16(1883)年

東京市芝区露月町(現在の港区新橋5丁目)の生まれ。

幼い頃から絵を好み、画家を志しましたが

修業の開始は遅く、鏑木清方への入門を果した後のこと。

すでに27歳になっていました。


転機が訪れたのは、大正7(1918)年。

同門の伊東深水が手がけた連作《近江八景》を見て

木版画の魅力に打たれます。


版元・渡邊庄三郎と組み、塩原に取材した三部作を翌年発表。

 

写生に基づく温雅な下絵が清新な木版画となり、好評を得る。

旅に出てはスケッチをし、東京に戻っては版画を作るという暮らしを

病で世を去る昭和32(1957)年まで続けたのです。

 

旅は日本全国、名所旧跡

多くはかつて日本のどこにでもあった風景。

 

四季や時刻の表情を大切にし

しばしば土地に暮らす人々を点景として織り交ぜながら

おぼろ月・わきたつ入道雲・そぼふる雨・しんしん雪の降る風景を

巴水はあくことなく描き続けました。

 

生涯に残した木版画は600点を超え

旅の印象を抒情的に描くその作風から

「昭和の広重」とも称えられました。

 

今やどこにも存在しない、懐かしい日本の風景に会いにー。

 


 

大好きな「川瀬巴水(はすい)」の木版画

12のモチーフ別に 静かに 見てみましょう。

 

 

 

 

ブログ 川瀬巴水「法師温泉 長寿館 ひとり旅」回顧 コチラをクリック⇩

作品リスト コチラをクリック⇩

 

 

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