おにぎり君はね、
そんなに空気読めないし、
空気読まずに話しかけてちゃうし、
オトコらしいわけでもなくて、
シュッとカッコイイこともないから、
女子社会の吹奏楽部では
なかなかお荷物だったと思うけど、
友達がホントに困っているときに、
周りにどう見えるかとかにとらわれずに、
普通に寄り添ってあげられる君は、
実は勇気があるんではないかと
母ちゃんは最近思うんです。
空気読めないことの副産物(笑)かもしれんけど、
でも困ってたり悲しんでたりする人を
知らんぷりするくらいなら、
空気なんて一個も読めなくてもいいわって思うんだよ。
スマホも携帯も持たないおにぎり君は
固定電話(しかも親機)でその子と話すから、
内容が周りにほぼまるわかりなんだよね・・・^_^;
な~ん?優しいな、その言い方・・・って
母ちゃんは横で半笑いしてるけど、
あんたが意地悪じゃなくて良かったって
実はホッとしていたりして。
暗黒の中学生時代(笑)を
支えたり支えられたりして乗り越えてください。
そうしたら5か月後の卒業の日には、
良かったね、終わったね、頑張ったねって、
一緒に喜べると思うよ。