鶏糞の発酵堆肥化 機械 攪拌機について

　鶏糞には大きく分けて2種類あります。ブロイラー鶏糞とレイヤー(採卵)糞です。
畜産糞の中でもブロイラーの鶏糞はだいたいオガコが混じっており、発酵堆肥化は容易なほうです。ただ注意点としては、水分が比較的少ないので発酵して熟成される前に水分が飛んでしまい、発酵が止まってしまうことがあります。途中で水等の散布が必要になることもあります。
　レイヤー糞は、水分が多いことと窒素分が高いのでオガコ等を混ぜて発酵させる等の工夫が必要になるかと思います。
　最初の段階で戻し堆肥などで水分調整をしっかりし、攪拌等で空気(酸素)を与えながら発酵させていきます。
　写真は㈱天神製作所のＴＭロータリー式発酵攪拌機６ｍ巾×１５００ｈ×２連トラーバーサ式です。
　数あるメーカーのロータリー式攪拌機の中で性能・価格で日本一だと思います。
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産業廃棄物中間処理用 堆肥化攪拌機械(ＴＭスクリュー式）

　先日ＴＭスクリュー式攪拌機を収めた、産業廃棄物中間処理業のお客様にあってお話しをしてきました。
　ここではスーパーや食品加工残渣を１日に約９ｔ処理しております。
　これまではロータリー式の攪拌機で堆肥化しておりましたが温度が５０～６５℃ぐらいまでしか上がらず水分がなかなか飛びにくい状況でした。
　しかしＴＭスクリュー式攪拌機を導入し、発酵させると６０～８０℃近くまで温度が上がりこれまでロータリー式攪拌槽で２週間発酵させ２次側発酵槽に移動させていたのがＴＭスクリュー式だと１０日で２次側発酵槽に移せるようになったとのことでした。
　とにかく水分が飛びやすいとのことで御好評をいただきました。
　これからの処理量を増やしたいお客様、機械の更新をお考えのお客様、是非ＴＭ攪拌機をご検討なされてはいかがでしょうか。
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堆肥舎、堆肥化攪拌機械(スクリュー式２軸)、㈱天神製作所

当社のＴＭスクリュー式発酵攪拌機は、全国に販売台数１００台以上の大ヒット商品です。
これまでの発酵攪拌機と違い、下記の点が違います。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　記
１　発酵力・・・２軸のスクリューで畜糞等を砕き、酸素を取り込みやすくして攪拌致します。スクリュー先端より温風を出すことで発酵を促進させます。

２　臭気・ホコリ・・・攪拌時に堆肥を掻き揚げたりせず、その場で空気を混ぜながら攪拌するので臭気やホコリ抑えます。

３　丈夫で長持ち・・・材料や部品を自社工場で精度良く加工・製作しているため機械が丈夫で長持ちします。

４　その他・・・機械には一見見えない工夫があり、発酵を促進させる様々な要素や技術があります。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上
　上記のようなことが出来るのは、畜産ふん尿機械を何年も専属にやっている業者だからこそ、いろいろなノウハウがあり妥協せず、発酵堆肥化をスムーズに実施できるのです
　しかしながら、最近では模造機械が出てきており、それを購入してお困りのお客様がでてきているようです。
見た目は同じように見えても性能は違いますので、どうか気をつけてください。
注意点としては、①発酵がよくない、②機械設置後の油を挿す等のメンテナンスが出来ない、しにくい　③攪拌部分や部品が壊れる　③アフターメンテが対応が出来ない・高い等です。
　たとえ大手の畜産商社販売でも畜産に関係のない中国や鉄工所等で製作されていることがあります。
　発酵の知識やサビ・腐食に対する考え方ひとつでも対策(造り)が違ってくるものです。(中国のメッキと日本のメッキでは質が違います!)
　せっかく高いお金を出して購入されるのであれば、実際に使用しているところなどに聞いてみて選ぶのも良いかと思います。
　本当に丈夫で良い機械は2～3年以上使用してから分かると思います。
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