ちょっと、硬い話です。
先週、私の両親が旅行に行ってそのおみやげをもらいに、実家に行きました。
私の両親は、父が67歳・母が77歳です。
母はもう5年くらい前から、自分が死んだ時にどんな形の葬儀やお墓にするか、
ずっと考えてました。
地元の公営墓地に申し込んだり、それをキャンセルしたり。
実家近くの、結構歴史のあるお寺の共同墓地を見学したり。
自然葬も勉強会に行ったりして、調べてました。
そして実家に行ったときに、自然葬にすると決めたと、聞かされました。
遺骨を目印の木の根元に埋めるそうで、その木は自分で選ぶんだそう。
もちろん、その山に自生している木からですよ。
この自然葬は、この山のふもとにあるお寺がやってることで、
母が以前仕事で知り合った、仏教系の短大の先生が主催しているそうです。
私は、一番母らしいと思いました。形式的なことが、何より嫌いなので。
ただ、私は娘だけど嫁に行った身。
なので前から、ちゃんと意思は紙に書いておいてと言ってたら、
ちゃんと、便箋に書いてました。
葬儀も告別式もなくていいと、書いてました。
葬儀などについては、また時がたてば気が変わるかもしれない。
でもたぶん、自然葬については変わらない気がする。
ずっと考えてたからね。
この自然葬について説明するのに
「千の風になって」といえばすぐ分かってもらえるのは、本当に助かります。
いろんな考えがあって、受け入れてもらえない人もたくさんいると思う。
まだ生きてるから、こんな悠長なこと言っていられるのかも、しれない。
もしものときは、私も取り乱して分からなくなってしまうのかも。
でも、母の希望をしっかり忘れないでいきたいと思います。
なんだかわけの分からない内容で、ごめんなさい。