最寄り駅 京急線 浦賀駅
神奈川県横須賀市西浦賀町1-29
ご祭神
応神天皇 ( おうじんてんのう )
神功皇后 ( じんぐうこうごう )
比売大神 ( ひめおおかみ )
天照大神 ( あまてらすおおみかみ )
保食神 ( うけもちのかみ )
大名貴命 ( おおなむちのみこと )
少名彦命 ( すくなひこなのみこと )
火産霊神 ( ひむすびのかみ )
白山比売命 ( しらやまひめのみこと )
例祭
1月1日 歳旦祭(さいたんさい)
2月節分 節分祭(せつぶんさい)
3月下旬 祈年祭(きねんさい)[春祭 (はるまつり)]
6月30日 夏越大祓式(なごしおおはらえしき)
9月15日近い土曜日 例大祭(れいたいさい)[宵宮祭 (よいみやさい)]
9月15日近い日曜日 例大祭(れいたいさい)[例祭 (れいさい)]
9月15日近い日曜日 例大祭(れいたいさい)[神幸祭 (しんこうさい)]
11月15日 七五三祝礼祭(しちごさんしゅくれいさい)
11月下旬 新嘗祭(にいなめさい)[秋祭 (あきまつり)]
12月31日 年越大祓式(としこしおおはらいしき)
毎月1日 月首祭(げっしゅさい)
毎月15日 月次祭(つきなみさい)
由緒
当社は、養和元年(一一八一)、神護寺文覚上人が、御神霊を山城國(現、京都府)男山の石清水八幡宮より勧請し創建したと伝えられ、その由縁は、文覚上人が源頼朝の為、源氏再興を発願し、治承年間(一一七七~一一八〇)、上総国(現、千葉県)鹿野山に参籠し石清水八幡の神に祈念をし、源氏再興の本願が叶えられれば、勝地を探し求めて八幡の一社を建立し、末永く祭祀をせんと云う誓いをたてて、廿一日間の断食苦行を重ね、養和元年(一一八一)、大願成就の前兆を感得し、社殿建立の勝地を求め、各地遍歴の末、この浦賀に到り、当社を創建したと云われ、文治二年(一一八六)、叶大明神と称するに至り、後の叶神社の名がここに由来するのであります。
(中略)
天保八年(一八三七)、浦賀大火によって当社々務殿も炎上し、仙石政寅の奉納扁額も焼失しましたが、嘉永五年(一八五二)、扁額の縁起文の控えがありましたので、その時浦賀奉行浅野中務少輔長祚(三千五百石、後に京都町奉行に転任、画才に長けていた、書家文人としても有名)が、謹写して当社に奉納致しました。現在社殿に掲げられているのがこれであります。明治維新後、叶大明神を叶神社と改称しました。
(中略)現在の社殿は天保十三年(一八四二)に再建されたもので、本殿・幣殿・拝殿が一連の所謂権現造であり、これの建設費として三千両を要したと記録にありますが、これらは、当社を崇敬する浦賀の人々の浄財の結集であり、また、当時の浦賀湊の経済的繁栄の現われとも申せましょう。
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