花の街・恵み野商店街の景観守ろう 住民が「街並み協」設立 空き店舗対策軸に活動 【恵庭】ガーデニングが盛んな恵み野地区の住民が１０日、商店街を中心とする地域の景観維持を目指して、「恵み野商店街１００年街並み協議会」（略称・１００年協議会）を発足させた。空き店舗対策を軸に、花壇と店舗が並ぶ一体感のあるまちづくりを進める狙い。１０月にもまちづくりのルール「街並み要領」を作成し、長年住み続けたいと思える商店街の景観づくりを目指して活動を本格化させる。 恵み野地区は、１９７９年の開発から４０年以上が経過。近年、住宅建て替えに伴う商店街の景観維持や高齢化による店舗継承が課題となり、商店街や住民から「住みたい街としての魅力が失われかねない」との声が上がっていた。市は今年１～５月、商店街や町内会などと意見交換会を開き、景観維持と商店街の空き店舗対策を行う協議会の設立を決めた。
