「サカモト君、一間ってどのくらいの長さかわかる?」
「イッケン・・・・・・よくききますけど・・・・」
「約1.818mで、江戸間の畳の長いほうの一辺と同じなんだ。」
「エドマ?」
「関東では標準は江戸間だね、一辺が6尺つまり1.8m。関西では京間という一辺が6.3尺の畳が標準だったらしい。」
「標準って、畳って皆同じじゃないんですか?」
「そう、地方によっても違うし造る会社によっても違 . . . 本文を読む
「サカモト君ナニそれ?」
「エッ?」
「足」
「あっ、靴下ですか?まずいッスか?洗濯まにあわなくて・・・」
「マズイね、白もダメだけどそれじゃ短すぎ。それってスニーカー用でしょ?」
「はい、気をつけます」
「営業マンの靴下は結構大事だから気をつけるように、色は黒・茶系、長さは標準以上のものを着用すること。それから穴あきはゼッタイだめ、かかと側は自分ではみえづらいから特に気をつけて。何でだかわかる? . . . 本文を読む
営業とは直接関係ないのですが自社物件のちょっとした修理はよくあるのでサカモト君と同行しました。
不安そうな表情のサカモト君「主任、これからいくところはどんなクレームなんですか?」
「クレームというほどじゃないと思うよ。お風呂(ユニットバス)の排水の流れが悪いんだって。」
「それって、専門業者頼まなくて大丈夫なんですか?」
「多分ね、2・3分で終わるよ。」
「ホントですか?」
お客様宅
「こんに . . . 本文を読む
「おはようサカモト君、昨日はちゃんと掃除できた?」
「はい、がんばりました。それで久しぶりにキッチンの電気を点けようとしたんですけどつかなかったんですよ。これって大家さんにいえばかえてくれるんですかね?」
「久しぶりって。。。電球が切れてるだけなら無理だね。それは契約書にかいてある日常の小修理の範囲だからね。」
「ニチジョウノショウシュウリって」
「多いのは電球、水道パッキンなどいわゆる消 . . . 本文を読む