グリーン車から見るカシオペア

　今日は新鹿沼〜下今市で東武8000系とSL大樹を使用した団体ツアーがあるという事なので京浜東北線〜東北本線と乗り継ぐ。途中、EH500-8牽引オール福通コンテナの61レとLEDヘッドライトのEF210-360牽引オールOTタキの8179レを撮影していたのでいつもの無駄のない乗り換えダイヤではなく、小山〜栃木〜新鹿沼と乗り継ぎが悪いダイヤで移動する羽目になった。栃木県民の日で東武宇都宮線はフリーきっぷ利用の乗客で大混雑していたのでさっさと現地へ行こうと急行に飛び乗るも新鹿沼で普通列車が来るまで長時間待たされてしまった。ようやく来た普通列車で下小代駅9：47到着。疲れたー！

待ってる間にスペーシアX1号が先行

最初、沿線に全然マニヤがいなくてSL大樹はともかく8000系の団臨今日あるよな？と本気で疑う閑散振りでしたが、板荷の築堤でようやくマニヤ車が多数展開しているのを見てホッとしました。（笑）下小代駅から歩いてすぐの築堤でカメラをセットしましたが、とにかく暑い！湿度が低く風があったので快適だったのですが日差しだけは防ぎようがなかった。仕事中みたいに長袖着てくればよかったなあと思いながらひたすら耐える。今回はライトな装備で来ようと思ったのだが、アングルと編成長さがカツカツなので横着せずに三脚を立ててリバティや20400系で長さをチェック。回送ダイヤがよく分からんので事前に新鹿沼駅で中線を使用する列車を確認したのだが、12：03発の退避電車が使用した後はしばらく空いていたのでこの空き時間とSL大樹の発車時間の間には来るだろうと思い露出のチェックをしながら待つ。通りかかる地元の方も何が来るのかと尋ねてきたので「SL大樹来ますよ」と返すと普段走らない区間なので「おおっー」と驚いていた。しばらく待っていると5軸ジョイントが聞こえてきた。「やったぜっ！1099号機だ！」新栃木に茶色14系編成が留置されていたので団体に使用する編成は青色14系編成だというのは分かっていたが、ツアーで使う編成はDE101099+オハフ151+オハテ122+スハフ141+ヨ8709+C11207と国鉄野郎も納得の正調編成でした。

田んぼにはオタマジャクシがうじゃうじゃいました

　折り返しのSL大樹を撮影後、道を歩いているとDE10のエンジン音。「えっ？」と思い顔を上げるとDE101109が単機で通過していくのが見えたので、慌ててカメラを出して何とか撮影。翌日のSL運転に備えて新栃木の茶色14系を下今市へ送り込むためのもののようだ。8000系の方は結局来なかったので新鹿沼で折り返して南栗橋あたりへ回送したようだ。（夕方の運転に備え沿線マニヤが待機していました）栃木で両毛線に乗り換え小山から上野東京ラインで帰還することにしたのだが、何やら東北本線沿線は半端ないマニヤの数。一体何かと思ったらカシオペアでした。SL大樹の団臨がなかったら石巻線とカシオペア掛け持ちでやろうかと当初は考えていたのですが、すっかり忘れていた。（笑）普段ムキになって撮影していた時は普通のカマが入っていたのにこのような時はEF8181入るんだよなあ。煩悩を捨て無欲で臨まないとダメなようだ・・・。グリーン車から眺めるカシオペアは勿体ないの一言でした。