一般人の独り言

なんとなく考えていること

自己矛盾

2004-03-24 13:07:42 | 政治、経済
ビンラディン氏殺害でも「同時テロは防げず」この発言は、ブッシュ政権の9.11対応を弁護する為の発言である。しかし同時に別の意味も発している。
(1)核兵器を持ち、世界一の戦力を持ち、CIAの様な諜報機関を持っていても9.11の様なテロを防ぐことはできない。
(2)テロリストのトップを殺害しても、テロがなくなることはない。
発言者達は自己矛盾にもがき苦しむことになる。

情報と影響と自覚

2004-03-22 13:17:06 | 一般
様々な情報が日々飛び交う、それを知った人々はその影響を受ける。

(1)「米大統領、9・11直後からイラク攻撃指示 顧問証言」を読んだ時、「やはりアメリカは、最初からイラク攻撃が目的だったのか!」と私は考えた。また、「もしかするとイラク攻撃の理由の為にアメリカは、NY同時爆破テロを未然に防がなかったのでは」とも考えた。

もうひとつ
(2)「アルカイダ副官、闇市場で核爆弾を入手と発言=ジャーナリスト」
を読んだ時、「やはりテロリストはもう核兵器持を持ってたんだ危ないなあ」と考えた。

情報の受け手は「情報を受けた時」になんらかの影響を受ける。
それらは、その後の思考に影響し、思考は行動に影響し、行動は結果に影響する。

そこでもう少し考えてみた。
一つあげれば「なぜ、今」なのか。

(1)については、今年はアメリカ大統領選挙がある。証言者の体験は2001年である。
(2)については、ジャーナリストの経験は2001年である。「テロとの戦いの重要性」を訴える勢力。「イラクから軍の撤退を考えている国」の存在。

これらのニュースの発言内容の真偽とは別に、情報元や、情報を扱う人々の様々な人間関係、組織の利害関係などについて考えた。

ニュースだけではない、我々は日々他の人たちと会話をし、様々な影響を受ける。
自分の将来の結果に責任を持つ為には、「影響を受けた時」にその影響を自覚しなければならない。

信頼性

2004-03-19 13:28:24 | 一般
以下は、イラク攻撃の是非を考えるのではなく、言葉の信頼性についてである。

ブッシュ米大統領が、イラク戦争の正当性を主張している。
アメリカの開戦前から主張の変化。

(1)アメリカで同時多発テロが発生。
ビンラディンが深く関与していると世間に報道される。ビンラディンとイラクは関連している、だからイラクを攻撃する。

(2)その後イラクとビンラディンの関連性を証明できない頃。
イラクは大量破壊兵器を隠し持っている、だからイラクを攻撃する。

(3)開戦し終戦後、大量破壊兵器がなかなか見つからない頃。必ず発見できると確信している。フセイン政権は過去に、それらを使用してクルド人を虐殺している前科がある。我々のイラク攻撃は正しかった。

(4)調査団の責任者がイラクで大量破壊兵器は見つけられなかった、と発言した後。
フセインは独裁者であり、イラク人民はその独裁から開放された。だから我々のイラク攻撃は正しかった。

(1)から(4)の個々の発言について、「なるほど、そうか」と考える人は少なくない。しかし(1)と(4)のみを考えてみた場合、「なるほど、そうか」と考える人はそれより格段に少ないのではないだろうか。

今後のアメリカの発表、大統領の発言の言葉の重みに与えた影響は非常に大きいと思う。

爆笑問題

2004-03-15 17:30:07 | お笑い
残念ながら、彼らを見ていて爆笑したことは一度もない。
彼らの笑いのレベルは高くない。

ではなぜゴールデンに枠を確保しいるのだろうか?
・一般人の笑いの感性からすれば笑えるのであろう。
・勝手な想像だがテレビ関係者にとって、使いやすい。

時々、「笑いのレベルに高いも低いもない」なんていう人が
いるが、それは違う。

彼らが何を面白いと思ってしゃべっているのかは、わかるが
それは間違いなく面白くない。言葉を変えれば「十分予想可能な返し」である。
それに対して、爆笑問題がおもしろいと思っている人たちは、松本や島田紳助のどこが面白いのかさえわからないのである。

松本や島田紳助の笑いを理解するのに必要な、頭の回転は彼らには必要ない。
そういう意味では、守備範囲の広さと、笑いのレベルの高さに関して両立している明石家さんまには脱帽である。

松本人志

2004-03-15 17:11:36 | お笑い
笑いの一番のベースは、「すかし」である。
これは、相手の反応に対して「芸人が面白い事を言うはず」と待っている観客は、各自のレベルで芸人が発する言葉を予想するのだが、それを「すかす」ことで笑いを生むのである。

どこで、どんなタイミングで、どんなトーンで、どんな表情で
するのかが重要なわけだが「すかし」に関して松本は現在他(さんまも含めて)の追随を許していない。

「例え」に関しても、島田紳助と同じようにも非常にレベルが高い。違いは、島田紳助は論理的相関が主であるのに対し松本は、イメージ的相関が主である。彼が左利きである事が武器であるこの右脳からのイメージを主とする笑いに関して、敵は現在いない。

島田紳助

2004-03-15 16:54:58 | お笑い
笑いの一番のベースは、「例え」である。
「例え」は、瞬間的に頭に浮かぶ関連性に面白さがなくては
ならない。これは頭の回転の速さと笑いのセンスが両立し、
しかも高いレベルに保たれていなければならない。

彼の「ねた」(漫才のねたとは異なりここでは、会話のパターン
に応じてのスットクという意味)については、瞬間的に出てきた
ものは少ない。彼の「ねた」は、いろいろな人間との話や、いろんな体験をする中で徐々に練られて完成されていくものである。

明石家さんま

2004-03-15 16:42:21 | お笑い
笑い、かっこ良さ(さんまの考える)、好感度、の維持向上に人生をかけている。(悪魔に自分の幸せを売っているとも言える)
笑いにかける情熱は、桂三枝と重なる部分がある。
彼の笑いの一番のベースは、はのり突っ込みである。
のり突っ込みに関しては他をまったく寄せ付けないレベルにあると思う。

お笑いタレント

2004-03-15 16:31:04 | お笑い
笑えるお笑いタレント
 ・明石家さんま・島田紳助・松本人志(あいうえお順)

笑えないお笑いタレント(良いテレビ枠に結構出ているわりに)
 ・爆笑問題